更新日:2016年08月02日 20:30
お金

マイナス金利だからこそ「住宅ローン」は慎重になったほうがいい!?

岡田佳久氏

岡田佳久氏

「すべての人にとって買いの時期、とはいえない」とは岡田佳久氏だ。 「金利云々より、準備ができているかどうかです。頭金は住宅価格の3割を用意したいところ。毎年の返済額を年収の2割以内に抑えながら、60歳までに完済できる計画も必要です。またローンは固定金利で。マイナス金利は永遠ではありませんから」  準備もないのにここぞと大きな買い物をしては、苦労するだけである。 「セミナーの受講生で『家は立派だったけど、ローン返済に追われ、やりたいこともできなかった』という方もいます」と小谷氏。岡田氏も、同様の人と多く接してきたと話す。金利に左右される前にまずは人生設計を。その上で住まいの購入を検討することが、当然だが大切なようだ。 <正解はこうだ> 買えるときに買う。金利よりタイミングが肝心 【小谷晴美氏】 ファイナンシャルプランナー。大阪を拠点に活動。生活設計に関する個人相談を受ける傍ら、マネーセミナーの講師も。またお金の知識で女性起業家を支援する、女性起業マネー・コンシェルジュの活動にも注力する 【岡田佳久氏】 オーブレイン代表取締役。神戸を拠点に、ファイナンシャル・プランナー、キャリアカウンセラーとして講演・執筆・相談業務を手掛ける。また節約、資産運用、老後の家計、フリーター問題など多数執筆 ― [今どきの常識]どっちが正解なのか? ―
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