「2000円の負けで1時間絶叫」パチンコ店関係者が遭遇した迷惑客。たったの数分で“まるで別人”になる人も
不特定多数の人が集まる場所では、しばしば自分勝手な行動をとる人やちょっと変わった人など、いわゆる「迷惑客」が来ることがある。パチンコ店も例外ではなく、特に勝ち負けが渦巻く環境なだけに人間性が如実に表れるケースも多い。
某大手チェーンの営業統括部長のA氏もこれまでに数々の迷惑客を見てきたという。そこで今回は「パチンコ店に現れた信じられない迷惑客」についてお話を聞いてみた。
パチンコ店の会員カードシステムには、一日の投資金額の上限を設定できる機能があることをご存じだろうか。本人よりも家族が設定することが多いらしいが、ある日現れた60代くらいのお客さんは、自ら設定を申し出たという。
「なかなか珍しいことなのですが『油断していると使い過ぎちゃうから上限を5千円に設定してくれ』って自分から言ってきたんです。でも、4円パチンコをメインに打っている人だったので、5千円だとすぐに上限に達しちゃうから、『もう少し高めに設定した方がいいのでは?』とアドバイスしました。しかし『本当に5千円でいい』と言い張るのでその通りに設定したんです」
たしかに、1円パチンコならいざ知らず、4円パチンコで一日の投資上限が5千円では少々心許ない気もするが、自分の性格を踏まえて自ら低額に設定するのは悪いことではないだろう。
「そして案の定、設定してほんの数十分後に投資上限に達したことを伝えるアラートが鳴ったので、そのお客さんのところに行ってお声がけをしたんです。そしたら『うるせー! もっと打たせろ!!』って激ギレされまして……。設定前とは全くの別人になっていました(笑)。たったの数分で人格がまるで変わってしまったので、さすがに怖くなりましたよ。こういう人にギャンブル依存症に関する講演をしてもらうべきですよね。ちなみに、そのお客さんはその後、会員カードを抜いて普通に打っていました(笑)」
また、大負けして周りに迷惑をかけるほど怒り狂った客も目撃したことがあるという。パチンコには勝ち負けがある以上、運悪く大負けして怒り出すお客さんが現れることも決して珍しくはない。経済状況や金銭感覚は人によって様々なので、傍から見ると些細な負けと思えても、当人からすると一大事なケースもある。
「ある日、尋常じゃないほど怒りをあらわにしているお客さんがいました。『もう、この世の終わりだ』くらいの勢いで、1時間ほど発狂していたんです。現場のスタッフでは収まりがつかないほど手に負えない状況だったので、自分が対応することになりました。そこからさらに1時間くらい相手の話を聞いたうえで、結局、何を打っていくら負けたのか質問したら『0.2パチで2000円負けた』とのことで……。まぁ、その人にとっては“なけなしの2000円”だったのかもしれませんが、それにしても、その額負けたくらいでそんなに……って思いません?」
温厚なお客さんが急変…
「この世の終わり」くらいの負けとは?
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パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
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X(旧Twitter):@sagyosakurai
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