「結婚=一生一人の人を愛する」は幻想――岡田斗司夫×大西加枝の「法律婚はもう時代に合わない!?」
「恋愛結婚はコスパが悪い!」「結婚相手はビジネスパートナーを選ぶように選べ!」と、斬新な結婚観を打ち出して話題となった『37歳からの婚活』。その著者である大西加枝さんが独特の家族観で話題の岡田斗司夫氏と、結婚とは何か? 家族とはどうあるべきか? 恋愛と結婚の関係は? などなど、誰もが気になる結婚や家族について語り合った。
結婚しても1/3が離婚する昨今。すでに結婚は「一生に一度のメインイベント」ではなくなってきていると岡田氏は指摘する。
岡田「僕には結婚を一生の買い物とする感覚が理解できません。結婚は、せいぜい車ですよ。ちょっと気張った外車。一生乗れる場合もあるけど、だいたい買い替えますよね。一度、その辺歩いている老夫婦に『一生好きでしたか?』と聞いてみるといいよね。一生好きだったという人なんて、レアケースだよ」
大西「気張った外車(笑)。 それくらいの感覚って大事かも。好きになれる人がいないという悩みを持って結婚相談所に来る方の中には、『結婚しても、一生愛し続けられるかどうかわからない』と悩んでいる人もいるんです。そういう悩みを抱える方は、総じて真面目すぎる。愛し続けられなかった時にどうするかは、未来の自分に任せればいいんです。」
岡田「あと、若い頃にモテた経験のある女性も、結婚にこぎつけるのがすごい難しいよね。僕は『彼氏彼女いない人オフ会』っていうのをやっているんだけど、そういう人って、他にまだいる気がすると思っちゃうんだろうね。僕はこれを『香港で最後の夜理論』って呼んでるんだけど、どこか美味しいお店ないかなって探しているうちに、どんどん閉店するじゃないですか。最後はマクドナルドになっちゃうよって話です」
大西「香港で最後の夜理論(笑)。 相談所でも、キレイでいろんな男性を見てきた女性は難しいですね。逆に、一度も異性とつきあったことがないという女性は早いです。たった1回のお見合いで、『こういうもんだっ!』と結婚してしまうこともあるほどです」
「結婚=一生一人の人を愛する」は幻想
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『37歳からの婚活』 あなたの婚活は間違っていた! |
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