ネガティブ女子はユニーク顔&笑いで攻略
◆[超ブ男に惚れちゃった女たち]の理由【2】
【CASE2】
山岡恵理子さん(仮名)
●SE 30歳 ●未婚
【お相手】キンコメ今野をデコボコにした感じ
性を感じさせないピカソの絵のようなユニーク顔!
「私、恐ろしく悲観的であり厭世的で、あんまり生きてて楽しいと感じることがないんです。毎日何かしら自分を責めていて、『生きてて恥ずかしい』と思うことばかり。でも、彼といるときだけは、心の底からゲラゲラ笑えるんです。例えば、深夜2時に彼に電話して、しくしく泣きながら『今日あんなことがあってね』と報告すると、『そんなことでお通夜みたいに泣いている君が滑稽で仕方ないよ』と言って『ガハハハハッ』と笑うんです。すると、その笑いに釣られて、なんか私もおかしくなってアハハッて笑っちゃう。ほかの友人は一緒になってシュンとするか、あるいは『重たいヤツだ』と感じてそ~っと去っていくか、という反応だったのに……」
“貞子”を感じさせる負のオーラに負けない陽気な彼のおかげで、さっきまで落ち込んでいたのが嘘のように軽くなっていくという。
「もともと、バイト先の先輩だった彼はいつもみんなを盛り上げる面白系ムードメーカーで、彼と私はツッコミとボケの漫才のような感じでした。最初ピカソ画のような彼の顔を見たときはあまりのユニークさに性を感じませんでしたが、一度酔った勢いで寝たら、お笑い系の彼が行為中に真剣な顔だったのにもグラッときました」
後ろ向きな恵理子さんを突き放さず、逆に「面白い」と捉える彼。磁石の−と+が引き合うように繋がった二人。彼の話になって初めて笑顔になった恵理子さんの表情から、彼への愛情が伝わってきた。
【惚れた理由】
ネガティブな私を笑いで支えてくれる底抜けの明るさ
取材・文/桜田容子 萩原はるな 奈良岡崇子(本誌) イラスト/IKARING
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