仕事

男は40歳を過ぎたら結婚できない!?

40歳ではノーチャンス

 もちろん、結婚自体は個人の意思決定に基づいたライフプランの選択。能動的に結婚したくないという層も一定数はいる。横浜市の経営コンサルタント、田中雄二さん(仮名・37歳/年収400万円)は「40歳までは婚活にも結婚生活にも時間を割きたくない」と豪語する。 「僕の師匠の教えで『コンサルで大成したければ40歳まで知識のインプットを続けなさい』というのがあります。仕事を広げるうえで必要な専門知識は無限にありますから、合コンの誘いも断って勉強に時間を割いています。結婚について考えるのは40歳を過ぎてからでも遅くはないと思っています」  田中さんに限らず「自分が経済的に自活・大成するまで結婚しない」という独身男性は多い。が、「40歳まで選り好みをすると、それこそ結婚はノーチャンスです」と厳しく諭すのは、婚活コンサルタントの大橋清朗氏。
大橋清朗氏

大橋清朗氏

「多くの独身男が勘違いしているのが、『賞味期限のある女と違って男は40歳を過ぎても結婚できる』という点。現実をわかってないです。よほどの恋愛強者でない限り、年下女性との結婚は5歳差までが許容範囲。婚活市場を見ていると『20代後半ならよしとするか』と“自分を客観視できていない”アラフォー男性が多いことに驚きます。特に、恋愛経験が少なく、自分と釣り合う女性のレベルがわからない男性に多い。『いつかは俺のことを理解してくれる(若くてそれなりにかわいい)女性が』などと、夢を見ているのです」  SPA!が35~44歳の未婚男性200人に向けて実施したアンケートでも、実に6割以上が「結婚したい」としつつ、具体的に結婚に向けてどんなことをしているかについては、「特に行動してない」が多数派を占めた。また、20代と比べて結婚相手に求める条件も「変わらない」ことから、現実と理想が乖離していることが窺える。 ⇒【調査結果の詳細】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1156750 [生涯未婚]かもしれない!?密着ドキュメント「職場結婚やお見合いの斡旋が多く、待っていても適当な相手と巡り合うことが可能だった時代と違い、今は自己選択の要請が拡大している社会。男女共に、待っていても理想的な結婚相手は現れないのが現実です」(山田氏) 【山田昌弘氏】 中央大学教授。親子・夫婦などの人間関係を読み解き「パラサイトシングル」「格差社会」「婚活」などの言葉を世に出す。近著に『家族難民』(朝日文庫) 【大橋清朗氏】 婚活コンサルタント。NPO法人「花婿学校」代表。全国で婚活に関する議論やセミナーを開催。テレビ、雑誌など各種メディアで「婚活コンサルタント」としても人気 ― [生涯未婚]かもしれない!?密着ドキュメント ―
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