結婚できる男に変わる婚活の総合支援“予備校”
―[[婚活支援ビジネス]活況リポート]―
【婚活コンサルティング】
結婚できる男に変わる婚活の総合支援“予備校”
婚活ブームのご時世、「モテ本」や「モテる男になるセミナー」の類はあまたあるが、ここで紹介する「花婿学校」はそうしたモテ・ビジネスとは一線を画す。本気で結婚したい人が、結婚できる男に変わるための婚活支援予備校――それが「花婿学校」なのだ。代表の大橋清朗氏は言う。
「’00年の国税庁の調査によると、30代後半の男性未婚者は約25%で、実に4人に1人が結婚できない時代なのです。そして、5年後の調査を見ても、彼らの約3%しか結婚していません。ということは、中年の未婚者のほとんどが結婚できないということ。今や結婚は、難関資格に合格するより難しいんです」
花婿学校では、セミナー受講者にまずこの厳しい現実に向き合わせ、危機感を持ってもらうという。
「結婚に一歩近付くためには、会話の技術を磨いたり、外見を何とかするなど、魅力の底上げが欠かせません。しかし、結婚できない人の多くはそんなに面倒なことをしなくても、出会いさえあればそのうち結婚できると思い込んでいます。従って、まずはその“誤解”を解き、結婚するにはまず自分が変わらなきゃいけないんだと気付いてもらうことが先決なんです」
大橋氏によると、未婚の男女を比較すると、条件的にも生活水準的にも明らかに女性のほうが優勢だという。だからこそ、「男性のレベルを底上げしないことには、未婚化・晩婚化は解決しない」と言い切る。
「当方では4時間に渡り、結婚するのはいかに難しいかを説明した上で、外見や会話能力をどのように磨くか、どのようにして女性を誘うかなどをみっちり教授しますので、このセミナーを受講するだけでも、その後、お見合いパーティーなどの成果が違ってきます。実に受講者の半数の方が、次回のデートの約束を取り付けていますよ」
「婚活」というと、女性ばかりがクローズアップされがちだが、男性も今ほど魅力が問われている時代はなく、自分磨きが必要だという。オバマ氏ではないが、婚活のキーワードも「Change」。特に男性側の変化が求められているようだ。
― [婚活支援ビジネス]活況リポート【5】 ―
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