【若気の至り】持て余した自意識は、“創作活動”へ

【ほとばしる自意識編】 「親に頼まれ、おつかいでコロッケを買いに行き、お店の人に、『おいくつ?』と聞かれ、当たり前のように『中三です』と答えたら、コロッケが13個きた。当時は誰もが自分を気にかけていると思ってたので」(33歳・男・航空)なんて、コントのような話が出るなど、過剰な自意識に取りつかれるのも、若さの特徴のひとつ。  持て余した自意識は、“創作活動”へ向かうことも多いようで、 「主人公が自分で、さまざまな困難を乗り越えて、女のコにモテモテになってどうしよう……という小説を書いた」(29歳・男・販売)、「中学時代、シンガーソングライターを目指し、詩を書き留めていたノートを友達に見られ……『詩ではなく、お前の日記だ』と笑われた」(28歳・男・フリーター)といった話が多数。さらには……、「高校時代の日記が出てきて、読み返すと、『オレの頭の中』という円グラフがあり……勉強、友達、家族が数%、女・セックスが80%。しかも、色鉛筆で色分けまでしてあり……即効、焼却処分」(46歳・男・放送)。脳内メーカーのコンセプトを30年前に独創していたとはスゴイが、処分も当然。しかし、己の手で葬れれば幸せだ。 「彼女に自分で書いた絵を額に飾ってプレゼントした。後日、人づてに、その絵が校舎裏のゴミ捨て場に捨ててあったことを聞き、悔しくて仕方ない」(29歳・男・教育)なんて人も。悔しさというより、恥ずかしさはこの上なかろう。  そして、妙な自己陶酔モードに入りがちなのが、失恋の悲劇だ。 「高校時代、失恋し、松任谷由美の『リフレインが叫んでいる』を、文字通り毎日毎日、リフレインしていた」(42歳・男・保険)のはありがちではあるが……。 「女の子にフラれた後、1か月間毎日、晴天でも傘をさして外出。『どうして?』と訊かれたら、『俺の涙の雨が降っている』と答えた」(34歳・デザイナー)なんて人もいて。ここまで自分に酔えると、なんだか楽しそうだよなあ。 ― みんな昔はバカだった!若気の至り[赤面&爆笑]告白集【4】 ―
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート