背伸びすることこそ、若さの証! 赤面&爆笑告白集
「青春時代にさまざまな愚かさを持たなかった人間は、中年になってから何の力も持たないだろう」という名言がある。が、思い出すのも恥ずかしい、若き日のバカ話は誰にだってある。それを笑い話にできたとき、大人の会談をひとつ上ったと言える、のかも?
【カッコイ~のカン違い編】
大人ぶりたい、カッコつけたいと背伸びすることこそ、若さの証。
「中学時代に渋谷ロフトがオープン。どちらかというとイケてない同級生から借りたCDがロフトの小袋に入っていたことに衝撃を受け、悔しくて、片道2時間かけて、ロフトの袋を手に入れるためだけに渋谷へ通った」(35歳・女・マスコミ)と、女子が妙な虚栄心を見せ始める頃、男子の“カッコいい”は、まだまだ「中2の休み時間は、女子の視線を意識しつつ、汗だくでシャドーボクシング」(38歳・男・商社)と、愛おしくも愚かなカン違いに溢れている。
仕方のないこととはいえ、詰めの甘さも、この頃の特徴だ。
「不良に憧れていた中学時代。ちょうど、“ファック”のポーズが流行り始めていて、意味もよくわからないまま、人さし指を立てていた」(32歳・男・エンジニア)、「高校時代のデート。精いっぱい背伸びをして、ステーキ専門のファミレスへ行ったのはよかったが、『焼き方は』と聞かれ、焦りつつ、確か……と考えあぐねて出た言葉が、『ムニエルで!』だった」(40歳・男・販売)などなど、穴があったら入りたい思い出が続出。
それでも、形に残らないだけまだまし。「小学校の卒業文集に『将来の夢』を書く欄があって、当時、自慢げに覚えたての英語を書いた。みんな、『すげ~!』と尊敬の目で見てくれたが、書いた言葉は『Yes,I do』だった……」(35歳・男・販売)なんて話もあり。卒業文集やサイン帳をこの世から抹消したい人も少なくないだろう。
そして、おしゃれに目覚めるのもこの頃。「映画『ピンポン』の中村獅童を真似て、眉を全剃り」(25歳・男・百貨店)、「チェッカーズが履いていたラバーソールを、お小遣いをはたいて購入するも、履いた初日に両足首捻挫」(38歳・女・美容師)、「高1年のとき、遠足が私服だったので……浜田省吾ばりのサングラスをかけて行った」(40歳・男・公務員)など、世代ごと、影響を受けたものは異なるが、思い出のイタさは変わらない。
加えて、「高校時代、サーファー気取りで、日焼け肌に絞り染めのTシャツと短パン。胸には金のチェーン。が、そのチェーンは、対外的には『ババァ』呼ばわりしていたお母さんが買ってきてくれたもの」(36歳・男・IT)というように、イキがったところで、まだまだ母親の影響下にあるのがこの頃。しかもそれを必死に隠すのがまた、若さなんだよなあ。
― みんな昔はバカだった!若気の至り[赤面&爆笑]告白集【1】 ―
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