一夫多妻制アイドルの元カノ暴露で炎上! 人生芸術家・ひさつねあゆみの本当の狙いとは?
――アイドルオーディションという方法を使って、このタイミングで自分の存在を改めてアピールしたいと思ったんですね。まさにこの星で生き残るために。
ひさつね:はい。こういう経験やショックを積み重ねると怖いものもなくなってくるので。それはそれで怖いのですが(笑)。
――30歳を超えたら怖いものがなくなってきますよね。自意識が狂うというか。
ひさつね:はい、冷静に語ってますが、多分まだ狂っていて、もう自分でもわからなくなってますが。でももっとまだまだ過去からもひっぱってきたあらゆる自分の中の”狂い”が全部合わさった瞬間とタイミングでしたね。恥ずかしい、見ないで欲しいとかがなくなってきて、全然平気になるんです。「見てごらんなさい」ってなってます。危ないですよね。性癖ですかね。
――それにしても、あの暴露プロフィール文には、みんなびっくりしたと思うんですよ。一夫多妻制アイドルの元カノっていう……。
ひさつね:そうですね。公開されたあとに「友達にも言えなかったことを言ってしまいました。」とツイッターでつぶやいたんです。そのとおり、彼と恋愛してることを知らなかった友達が一番びっくりしていました。口頭で言えないほど守っていたことを、全世界に向けて全部一気にひっくり返したので。大袈裟ですが。
でも、これはすごい重要なのですが、「審査過程が公開式のアイドルオーディション」をメディアとしてとらえた、アピールがしたかったんです。作家として女としてをおなじ嵩で出せる。それに、ああいう面白いオーディションって他にないじゃないですか。本当に純粋にアイドルになりたい子と、ちょっと変な女の子が同じ土俵で。はたから見ると混乱しますよね。
――確かに、ひさつねさんのスタイルで今の状況で何か面白いことをやるならここしかないって感じですよね。
ひさつね:そうですね。今までの活動の範囲内で一人で発信しても、広がりにくいしそれならやらない方がいい。今回のオーディションは賭けでしたけど、まさかここまで残すとは審査員の方々もスリリングなことがお好きだな、と(笑)。
――僕も面白いと思いました。単純にワクワクしますね。清竜人という存在がありきですし、ゴシップだからですかね。この表現方法は何と言えばいいんでしょうね。
ひさつね:誰もしてないので説明難しいですね。ゴシップアタック…アイドルアタック?作品ですって言っちゃえばそれまでなんですが、でも「え!? 作品って言われても…」ってなりますよね。もう「女性アーティスト」のいいも悪いも全部入ってますよね、気持ち悪いほどに。だから「女」でいいのかなと。
――世間一般の方には、作品としては伝わりづらいかもしれないですね。
ひさつね:例えば週刊誌とか、ゴシップ雑誌じゃないですけど、男と女の事情で彼が有名人だとしたときの女性の発言って”ただの暴露”とかいう形はよく見ますけど…。「セックスはたいしたことなかったです」とか(笑)。なんか、そこから何一つ面白みにつながらなさそうなただの”減る”だけの暴露。賛否はあって当然なのは承知で言いますが、私の場合は希望があるゴシップ。かなりハッピーな形だと思います。
――彼に何かしら反応してほしいっていう思いはありました?
ひさつね:多分、女の子が好きだしミスiDはチェックしてると思うので(笑)。それ前提で。でも直接的に反応してもらうことが目的では全くないですね。どう反応されても胸を張り続けられる。それくらい、すべてにおいて適当に行動言動はしてないつもりです。
――クリエイターとしてのライバル心というか、そういう感じもある?
ひさつね:クリエイターとしては作品として対抗した感はもちろんありますね。「一夫多妻制アイドル結成 vs 元カノが大型アイドルオーディションに殴り込み」って負けてないと思います(笑)。でも普通のいち女として、ただの復讐って感じにも見えるしそれも面白いと思っています。
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