平日の夜は終電近くまで働く彼女たち。20代のキラキラOL時代は合コンに繰り出す夜も多かったが、30代になるといわゆるハイスペ系男性の多くがFacebookで友だちか、共通の友だちがヒットしてしまうほど世間が狭くなり生きづらい状況に。 　結果、合コンではなく職場内や行きつけの飲み屋で知り合った40歳以上の男性とセックスフレンドになる者が多いようだ。 「セックスは金曜の夜に男の家か赤坂・四ツ谷のホテルで済ませることが多い。20代のころは合コン中に駆け引きをしてハイスペの男を取り合っていたけど、いまは落ち着いて40代の先輩がメインのセフレになってます」（35歳・WEBメディア編集・渋谷区在住・早稲田大学卒） 「性欲はあるほうだと思います。いっぽうで仕事は20代のころのようなやる気はない。でもセックスはしたい。20代のころにはなかったような積極性も身についてますし。いまのセフレは飲み屋で知り合った41歳の自営業。すごく大らかでこちらの要求にぜんぶ応えてくれる人。ただ一つだけ気になるのがなぜか家に入れてくれないこと。彼の住んでる場所の近くで飲んでも必ずラブホ。もしかしたらこの人既婚者なのかも…って思うけどそれは考えないようにしています」（31歳・ITベンチャー・世田谷区在住・法政大学卒） 「30代になるとそれなりに稼げるようになるので、独身の心地よさを知ってしまう。若い頃に反発していた親とは今では年に一回旅行に連れて行く仲だし、週末はセフレとセックスもしてるしで人間関係で大きな不満はない。ただ、男がちょっとハゲてきてるのが玉にキズなのですが」（35歳・PR会社・港区在住・日本大学卒） 　20代のころの飲み会は男性からのおごり、大手企業との合コンも多かった元キラキラOL。しかし、現在は自らの趣味を追いかけている者も多く、いわゆるバリキャリを目指している者だけではないことがわかる。 　最後に、10年前の自分に言いたいことを聞いてみると…。 「『早く結婚しろよ』と言いかけるけど、躊躇するかも。はたしてそれは若い頃の私にとって幸せな道になるのだろうかと。いま思えば仕事ばかりしていたし、そもそも、当時の私は見た目を除いてキラキラしてなかったのかも(笑)」（33歳・広告代理店・港区在住・東京大学卒） 　あくまで、本記事で紹介したエピソードは30代独身OLのほんの一部の声にすぎない。とはいえ、現在20代前半で野心と下心に燃えているOLたちは、自身にこのような未来が訪れるかもしれないことを考えて、いまこの時を過ごすのも悪くないのかもしれない。　＜取材・文／日刊SPA！取材班＞