女性専門家が教える、パートナーをその気にさせる方法
ラブライフアドバイザーのOLIVIA氏に、マンネリやセックスレスを解消し、パートナーといいセックスをする方法を伺った。
「お互いの腰回りをマッサージし合うのはお勧めです。腰回りの血の循環がいいとペニスに血が巡りやすくなり、中折れ予防になります。男性が勃起しやすく女性が感じやすくなるのは、副交感神経が働いているリラックス状態のとき。人肌に優しく接すると副交感神経は優位に働くようになるので効果的です」
頭、首、肩へのマッサージも、仕事で忙殺されて脳に集まった血と気を生殖器回りに下ろすことができるので、お互いのやる気を取り戻すのに効果的。
「セックスレスは日頃のスキンシップ不足が要因の一つ。マッサージには一石何鳥もの効果がある」
膝枕で耳掃除するのはイチャイチャに持ち込むスキンシップとしてお勧めだが、意外な効果も。
「実は耳掃除は“疑似セックス”にもなるんです。耳掃除中の『痛くない?』『奥まで入れても大丈夫?』『こんなに出たよ』なんてセリフは、セックス中の囁きとそっくりですよね。ご無沙汰なら耳掃除で色っぽいコミュニケーションを取れば、さりげなくブランクを埋めることもできる。今更、誘いづらい、という方にお勧めです」
パートナーの女性をその気にさせる方法はほかにもある。
「女性は体が冷えやすく、低体温のときは性欲が湧きにくいもの。日帰り温泉に行ったりカップルで入れる岩盤浴に行ったりして、体を温めて血の巡りをよくしてあげれば、いつもよりムラムラするし濡れやすくなっているはずです」
付き合い始めた当時の記憶を触発するデートもお勧めだとか。
「初デートのコースをなぞってみれば、当時のドキドキが呼び起こされます。また、当時流行っていた曲をかけたり、昔使っていた香水に戻すなど、聴覚や嗅覚に訴えかける方法もいいと思います」
当然ベッドイン後の工夫も大切。
「男性は視覚で興奮し、女性は触覚で興奮するもの。だから電気を消すかわりに女性の目にスカーフやネクタイを巻いて視界をふさげば、両者とも興奮できる折衷案になりますね」
ペニスをより奮い立たせる方法として、「服装チェックに便利でしょ」とでも理由づけし、寝室に大きな姿見を設置するという案も。
「私はマルチアングルプレイと呼んでいますが、女性がフェラチオをしてくれている顔を見ながら、後ろの姿見で女性器も見られる。男性の興奮度は倍増です」
最後に男女ともに蔓延している“射精至上主義”に警鐘を鳴らす。
「射精しなくちゃ、させなくちゃという観念があるためにセックスレスになっていくカップルも多い。けれど、『今日は疲れてるから僕はイカなくてもいいからね』なんてやさしく言ってあげれば、気軽に裸のスキンシップが取れ、愛情を確認し合える回数が増えますよ」
◆お互いをその気にさせる極意
・腰回りをマッサージし合え
・耳掃除で疑似セックスを体験せよ
・日帰り温泉や岩盤浴で体を温めろ
・出会った頃に流行っていた曲をBGMに
【OLIVIA氏】
ラブライフアドバイザー、アロマセラピスト。『anan』などでも活躍。著書に『誰も教えてくれなかった 飽きない!セックス』(角川マーケティング)など。http://www.olivia-catmint.com/
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