大麻での逮捕者が続出…日本の“安全な大麻”が消滅の危機
同協会は11月4日に会見を開き、「来年4月から伊勢市内での大麻栽培を目指す」と発表した。大麻関連の逮捕者が続出し、いわば“逆風”が吹いている時期に、あえてこのような発表をしたのはなぜなのか? 同協会理事の新田均教授(皇學館大学)に聞いた。
「大麻は日本の伝統文化、特に神事には不可欠な素材でありながら、今や絶滅の危機に瀕しています。’50年当時、栽培者2万5118人、栽培面積4049haだった大麻栽培は、’63年には8625人、857.9haに。’11年には50人、4.45haにまで減ってしまいました」
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日本の大麻栽培は占領下でいったん全面禁止に。その後、大麻取締法で厳しく規制され、栽培には免許が必要となった。外国産大麻の流入などさまざまな理由で激減、消滅の危機にあるというのだ。
取材・文・撮影/北村土龍 谷崎テトラ 写真/「伊勢麻」振興協会
― [国産大麻を守る人々]の主張 ―
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