――中山は本命サイド、では気になるのは京都金杯です。こちらは先述の通り、荒れるのでしょうか？ TARO：「エアスピネルが断トツの人気になるでしょうが、それ以外が当てにならない。でも、そんなエアスピネルも1年以上勝っていないことを考えると、波乱含みの展開でしょうね」 ――京都と言えば内枠というイメージが強くあります。枠順次第では波乱の展開もあるのでしょうか？ TARO：「京都金杯は極端な言い方ですが“枠順レース”です。内枠が断然有利なレースなんですよ。外枠の人気馬が信頼できず、内枠の人気薄が馬券に絡むことで波乱を呼び込みます。エアスピネルも外枠を引いてしまったら、勝ちきれないんじゃないかと。頭で買うのはハイリスク・ローリターンですね（※エアスピネルは3枠5番）」 ――狙って面白そうな馬はどんな馬なのでしょうか？ TARO：「外枠でも前に行ける馬、先行できる馬なら買ってもいいでしょうが、とは言え基本は内枠の馬になります。ケントオー、テイエムイナズマ、ダンツプリウスなんかが内枠を引いていたら、狙ってみたいですね（※ケントオーは1枠2番、テイエムイナズマは5枠10番、ダンツプリウスは6枠11番）」 　中山金杯は5日15時30分、京都金杯は同じく5日15時45分に発走される。馬券戦略の参考にしてみてはどうだろうか。