更新日:2021年11月04日 08:42
恋愛・結婚

54歳の高齢風俗嬢「毎日が楽しい。思い切ってデビューして正解でした」

 高齢化社会の進展は、風俗業界にも影響を及ぼしていた。客の平均年齢が急速に上がるなかで、高齢者風俗嬢へのニーズが拡大しているのだ。しかも、彼女たちは高給に加え新たな生きがいを見つけたことで、生き生きと生活しているという。果たして、風俗業界の最先端で何が起きているのか?

「両親はまだ元気だし、介護も子育てもない今が1番自由な時間を持てています」と話しながらホテルを後にしたチヅコさん

 6年前、夫と熟年別居に踏み切ったのをきっかけに、風俗デビューしたチヅコさん(仮名・54歳)。職歴は10年以上続けたスーパーのレジ打ちが最も長く、ほかには一般事務経験など。水商売すらしたことがないと話す。 「主婦のときにはいろいろとパートをしてましたよ。ダンナの給料だけじゃやっていけないから。子供が独立する直前の時期は、学費が一番かかって大変でしたねぇ~」  月20日出勤してもスーパーのパートでは月に10万円も稼げない。独身時代のOL勤務ですら、手取りは13万円ほどだった。 「それが今は30万~40万円くらいですから、なんだか毎日が楽しくなっちゃって。求人に応募するときには3か月くらい悩みましたが、思い切って正解でした」
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