恋愛コラムニスト集団が語る『なぜ、モテ自慢はイタいのか?』

恋愛コラムニスト集団
LOVE REPUBLIC 女子部が語る

なぜ、モテ自慢はイタいのか?


男のモテ自慢はなぜイタいのか? そもそも、なぜ男はモテを自慢するのか? 男女の恋愛に詳しい恋愛コラムニスト集団『LOVE REPUBRIC』の佐藤玲美氏、内埜さくら氏、鮓谷裕美子氏の3人が、ガールズトーク全開で、モテ自慢男を分析!

★佐藤玲美氏
「男女のすれ違い」を始め、多くの恋愛コラムを執筆。携帯サイトでは「恋のすれ違い診断」を連載。
http://kaiketsu.heartlandinc.jp/

★内埜さくら氏
不倫やセカンド体質を抜け出すアドバイスが得意。auとソフトバンクで、「不倫恋愛卒業術」を連載。
http://furin.heartlandinc.jp

★鮓谷裕美子
国際恋愛派コラムニストとして、恋に使える英会話や遠距離恋愛術を男女向けにレクチャー。auフラッシュニュースなどで連載


鮓谷:自慢好きの男の人って、何でも乗っかるよね。「今日は天気がいいね」と言ったら、「天気が良かった日の俺のモテエピソード」を始めたり、すれ違った女の人と目が合っただけなのに、『今日はもう5人殺した』とか言う人もいた。

内埜:誰も死んでないけどね(笑)。多いのは、「千人切り」とか数自慢。だけど、数自慢って、それだけ女性にリピートされなかったという場合が多いから、「僕は下手です」って言って歩き回っているようなものなんだけど……。

鮓谷:「芸能人と寝た」自慢も多いね。何でみんな同じような自慢をするんだろう?

内埜:一般的に、男性は女性より語彙力が乏しいから、だから自慢も似たり寄ったりになるのでは。結局、自慢するのは、中身がないのを飾り立てようとするからで、自己肯定のよりどころが、ほかにないんだよ。

佐藤:一番反応に困るのが、過去の自慢をする人。「昔はこれだけモテてたんだぜ」とか。「じゃあ今は?」と言いたい。

内埜:その場では、「スゴい」としか言いようがないね。

佐藤:で、あだ名は「スゴい人」。でも、そのスゴいはずの内容はまったく覚えてないの(笑)

内埜:女性に「スゴい」を連発されたら、危険だと知るべき。女子は「スゴい」って言っておけば、とりあえず男は喜ぶことを知ってるもんね。自慢するなら、「スゴい」以外のリアクションのできる自慢をしてほしい。

鮓谷:一方的な自慢はコミュニケーションを築こうにもできない。

内埜:モテ自慢をする男性の視界には何が映っているんだろう?

鮓谷:己の回想シーン(笑)

佐藤:私、モテ自慢をしちゃう人って、小さい頃、母親にやたら「スゴいわね」って褒められて育ってきたんだと思う。「スゴいね」っているリアクションだけで自己肯定されるというか。「褒められなきゃいけない」と思い込んでいるから、なんでもすぐ自慢に繋げる。

内埜:男って、小さい頃から競争して育つからね。人生自体が、「俺が!」っていうアピール合戦。

佐藤:それでも、中高生時代にコミュニケーションから、人の話を聞いて人を立てることを学べた人、つまり社会性を身につけられた人はあんまり自慢しないと思うんだよね。あるいは、どれだけイイ女に育てられてきたか。

内埜:モテるのにモテ自慢をしない人は、失敗を重ねるたび、学んできた賢者でもあると思う。実際、モテてる人は女性の反応を見るのがうまい。

佐藤:確かに、本当にモテてる人は自慢しないし、付き合った数も明かさない。謙虚だよね。だからこそ、モテ自慢をする男を見るたび、「残念っ!」って思っちゃう。

鮓谷:でも結局、大抵の男性は死ぬまで延々とこの手の話をする生き物だと思う。女はそれを、「はいはい」って立てて転がしていくのもいいんじゃないかな。

佐藤:そうやって彼女に自慢話をさせてもらえる男は幸せ。家で、「偉いね。ちゃんと仕事してきてくれてありがと。チュッ」っておだてられて満足してたら、外でだだ漏れしないもんね。

内埜:満たされてない人が、不特定多数の人に自慢するのかも。そして評価が下がる。悲しい悪循環。

佐藤:自慢のベクトルが、せめて個人ならセーフだと思う。不特定多数に向けての発言は“自慢”だけど、対個人であれば、”アプローチ”になると思うんだ。この前、合コンでみんなに「俺、(SEXが)強いよ」っていう男がいて、当然、「ハイ! 消えた」って即シャッター閉めたけど、仮に私一人に「夜は自信がある」とか「尽くすよ」って言われたら、なんとなく好感が持てる。

内埜:え~! 私は絶対ダメ(笑)。3か月くらい、デートを重ねた相手なら、話はまた別だけど。

佐藤:独りよがりな自慢じゃなくて、私に伝えたいインフォメーションなり何かしらコミュニケーションを取ろうとしているのが伝われば嬉しい。自慢ではなく、自己アピールになる。

鮓谷:でも誰だって、話したいことがあふれてしまうことってあると思うんだ。それを、私だけに、「聞いて聞いて」ってまくしたてちゃうのは、かわいいと思う。

佐藤:自慢する前に一言、「自慢してもいい?」と断ってくれたら助かる。聞きたくないときは「聞きたくない」って言えるから(笑) 

内埜:あるいは、「昔はモテてたけど、今はこんなありさまで」と、自虐的に、自分を貶めると、こちらもまだ笑えるよね。

鮓谷:もし気づかないうちに夢中で話しちゃったりして、ハッと気付いたときに、「長々すいませんでしたっ」って、自分をオトしたりしてくれると、女性は手のひらで転がしている感覚になれるよね。

佐藤:結局、一方通行なのが嫌なんだよね。相手を尊重しないのが。私じゃなくて壁に話せばいい。

鮓谷:そう。自慢でも、一方的に吐き出すだけじゃなく、相手を楽しい世界に引き込もうという気持ちが感じられれば、嬉しい。例えば、「大勢の友達とクルージングするのが趣味なんだ」だと自慢で終わるけど、「今度君も来てよ」が加われば、自慢に聞こえない。

内埜:後者はアプローチだもんね。

佐藤:やっぱり自慢は、シチュエーションや相手との関係、言い方によって印象が変わってくるよね。2人きりのときに、そして私との未来を連想させるものなら、たとえそれが自慢だったとしても好意的に受け取れる。イタい自慢は、そのどれかを間違えてるんだよね。

― 男のイタい[モテ自慢]ベスト35【5】 ―




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