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健康のために始めたら、逆に不健康になった実例集…40代の減量、マラソンは危険!?

 しかし、続けられているからとはいえ、健康とは限らないのが有酸素運動であるマラソンだ。 「40歳をすぎて、遺伝性の痛風の疑いがあったことで、最初はジョギング程度から始めました。すると気がついたらハマってしまい、フルマラソン大会に出るように。ところが、体重は劇的に落ちたものの、膝を壊してしまいドクターストップ。いい趣味を見つけたのにショックです」(49歳・講師)  さらに、走りすぎで足底筋膜炎に悩まされるランナーもいるようで、マラソンには故障がつきものだと肝に銘じておくべし。  また、人間はストレスにさらされて体調を崩すことも多い。たとえば転職や転勤などの環境変化だ。 「低所得に悩み、48歳で異業種に転職しました。ところが、この年で新しい環境にストレスを感じ、円形脱毛症と体重が3カ月で15kgも増えてしまったんです。体は重いし、毎日疲れが抜けないし、このまま早死にするんじゃないかと毎日不安です」(48歳・建築)  悩み多き40代。健康への道はなかなかに険しい。 取材・文/藤村はるな 高島昌俊 タケダマコ 港乃ヨーコ 小野麻衣子(本誌) 撮影/渡辺秀之 モデル/野村 淳 ― 寿命を縮める不健康ランキング ―
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