高温多湿なベトナム戦争において活用されたジャケットだけに着心地も抜群。通気性がよく袖をまくれば夏直前まで使えます。またベトナム戦時中、軍服が枝に引っかかり破けることが多かったため素材は「リップストップ」という破れにくいものを採用しています。耐久性も通気性も抜群、そのうえ大人なシャツ襟とシンプルデザインとあれば文句なし。しかもこれがなんとレプリカ品なら5000円ほどで手に入るのです。 　もちろんいかにシャツ襟・シンプルデザインの大人仕上げといっても、カジュアルなミリタリーアウターには変わりありません。合わせるボトムスは細めの大人っぽいボトムスや革靴などでまとめると「ドレスとカジュアルのバランス」がとれるでしょう。 「春アウターが欲しいけれどお金はあまりかけたくない」。そんな人にはジャングルファティーグがオススメです。セレクトショップ品などを買うよりもよっぽど完成度が高いですよ。ぜひ。〈文／MB〉ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Twitterアカウント:@MBKnowerMag）