男と女の2分間の前戯の攻防戦に場内は酸欠状態!“舐められモデル”たちの判定は?
セックスにおいて男性が女性に施す代表的前戯のひとつ“クンニ”の巧みさを競う、唯一無二の大会『全日本クンニ選手権』が23日(日)に開催された。『クンニ選手権』は“クンニ道場”などを主宰するクンニクマン氏のプロデュースで、2015年から始まり、今回は節目となる5回目の開催だ。
回を重ねるごとに参加者人数・来場者ともに増え、今大会では過去最多の34名が選手としてエントリー。来場者は120名余りを数え、会場の新宿シアターPOOは超満員となった。
参加選手たちはA〜Cの3ブロックに分かれ、トーナメント形式で勝ち残った各ブロックの3名がファイナルラウンドで優勝を競う。『クンニ選手権』は主旨が主旨だけに遊び半分のふざけた大会かと思われるかもしれないが、参加者選手・審査員たちはあくまで真剣そのもの。実際に選手たちがクンニを施す競技時間は2分間で、「クンニ中に手を女性の腰の位置から動かすと失格」などルールも進化を遂げており、いっそう競技性が増している。
観客や選手の中には女性の姿も見られたが、実は『クンニ選手権』は過去4大会の全てで女性選手が優勝者となっており、男性選手が1位の座に輝いたことはない。しかし、今大会で見事ファイナルラウンドに勝ち進んだのは、“クンニ道場”の門下生2名を含む3名の男性で、初の男性優勝者誕生の瞬間に立ち会えることに取材班の期待も高まった。
だが、いざ蓋を開けてみれば前代未聞の優勝者・準優勝者・特別賞いずれも“該当者なし”という衝撃の結果。いかにクンニ選手権がガチの厳しい大会か、観客たちも痛感することとなる。
舐められモデルの一人で現役風俗嬢のこざるさんは総評として、「2分間の大事さをわかっていない」とコメント。また、第3回大会から舐められモデルとして参加しているセクシー女優・青山真希さんも「勝ち上がるレベルにない者は無理に勝たせず、あえて落とした。ゼロから勉強していただく機会になればいい」と手厳しい評価を下した。
審査委員長を務めた三代目葵マリー女史は、「第1回大会のころより審査員の見る目も肥えてきている。一方で世間の(男性の誤解による)“クンニ事故”の報告は減る気配がなく、このような大会で審査を務める者として責任を感じる」と語ったが、それだけ選手同様審査員も真剣であり、世間の女性たちのあいだでもクンニ需要は高まっているということだろう、たぶん。
観客たちは酸欠状態の会場で、必然的にクンニを行う男たちの後頭部を三時間に渡り見続けたわけだが、舐められモデルたちの鋭い寸評によって、クンニに一家言ありそうな男たちの鼻がへし折られていく様は、『なんでも鑑定団』的な面白みもあった。
もっとも人柱となった参加者男性たちは手厳しい評価に肩を落としていたわけだが、「真摯に受け止め今後の技術向上に活かしたい」という向上心の高さが伺えるコメントは、健気で泣ける。
そんな波乱含みの幕引きとなった第5回クンニ選手権だが、今年8月6日には過去大会の上位者たちと海外の招待選手を交えた世界選手権『クンニワールドカップ』も予定しているとか。今後の男性選手や外人選手の活躍に期待したい。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
競技時間は2分。クンニ中に手を女性の腰の位置から動かすと失格!
結果はまさかの”該当者なし”
8月にはクンニのワールドカップが開催!
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