【動画】現代の名工・加藤博義が雪道を激走!
厚生労働省が卓越した技術者を認定する「現代の名工」。日産の加藤博義氏はテストドライバーとして初めて選ばれた凄腕だが、その名工が厳冬の凍結路を疾走した!
http://youtu.be/YUTJISusZ2E)
あまりにスムーズな運転なのでこの映像からは加藤氏のすごさが伝わらないかもしれないが、次の動画を見ていただければ一目瞭然。一般ドライバー(とはいえ、国内Aライ所持、レース経験あり)がVDCをオフにして、スラローム路を走るとこうなる。(クロスカントリーコースは素人には危険すぎるので、とてもじゃないが走れなかった) 【動画】一般ドライバーによるスラローム走行 (http://youtu.be/LnPgo04a1iU)
いかがだろうか。最後の映像では加藤氏が同乗者のリクエストに応えて、少しだけドリフト走行を見せてくれている。加藤氏によると「お尻を滑らせても速く走れないし、楽しくないよ」ということらしいのだが。 【動画】加藤氏の雪道ドリフト (http://youtu.be/VZmrBMEY0bg)
いうまでもないが、これは超絶テクを持つ加藤氏だからできること。今回の取材を経て、「どんなことがあっても横滑り防止装置をオフにしてはダメだ!」と心に刻んだ記者であった。 取材・文・撮影/日刊SPA!編集部
今回の取材は、北海道士別で開催された日産リーフの雪上試乗会で行われた。「なぜ、電気自動車をわざわざ雪の上で走らせるのか?」と疑問を持つ読者もいると思われるが、この試乗会は厳寒期でも走行性能や制御装置に影響がないことを確認するために行われたもの。当然のように氷点下15℃のテストコースを走らせてみても、不具合はまったくなかった。
しかも、リーフは電池を車体の低い位置に配しているため重心が低い。さらにはフロントにエンジンを搭載しておらず、かわりに比較的軽量のモーターを積んでいる。なので、アタマが軽くなってアンダーステアが出にくいそうだ。また、通常のエンジンに比べ、モーターはレスポンスが速いので、微妙なアクセルワークやハンドリングが可能となる。電気自動車は雪道を走るのにはうってつけなのだ。
とはいえ、普段、雪道を走り慣れていないドライバーがいきなり乗っかるとトンデモないことになってしまうのは間違いない。しかし、リーフにはVDC(ビークル ダイナミクス コントロール)という横滑り防止装置が装着されている。横滑りを感知するとVDCがアクセルやブレーキを制御して、態勢を立て直してくれる。こいつのおかげで、記者のようなヘタクソドライバーでも安心してスノードライブを楽しむことができるのだ。
前置きが長くなってしまったが、下が名工、加藤氏が狭いクロスカントリーコースを運転する様子を車内から撮影したものである。取材のためVDCはオフにしており、非常に滑りやすい状態なのだが、加藤氏は冗談を言いながら気軽にハンドルを握っているように見える。
【動画】加藤氏の雪道ドライブ
(あまりにスムーズな運転なのでこの映像からは加藤氏のすごさが伝わらないかもしれないが、次の動画を見ていただければ一目瞭然。一般ドライバー(とはいえ、国内Aライ所持、レース経験あり)がVDCをオフにして、スラローム路を走るとこうなる。(クロスカントリーコースは素人には危険すぎるので、とてもじゃないが走れなかった) 【動画】一般ドライバーによるスラローム走行 (http://youtu.be/LnPgo04a1iU)
いかがだろうか。最後の映像では加藤氏が同乗者のリクエストに応えて、少しだけドリフト走行を見せてくれている。加藤氏によると「お尻を滑らせても速く走れないし、楽しくないよ」ということらしいのだが。 【動画】加藤氏の雪道ドリフト (http://youtu.be/VZmrBMEY0bg)
いうまでもないが、これは超絶テクを持つ加藤氏だからできること。今回の取材を経て、「どんなことがあっても横滑り防止装置をオフにしてはダメだ!」と心に刻んだ記者であった。 取材・文・撮影/日刊SPA!編集部
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