更新日:2017年09月04日 21:32
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韓国からやってきた凶暴バチ「ツマアカスズメバチ」の恐怖

 非常にやっかいなハチが国内に入ってきたわけだが、その被害は人的被害のみにとどまらない。 「在来生物の生態系への影響も懸念されます。ツマアカスズメバチはミツバチも捕食するため、養蜂農家にとっては厄介な相手です。本州へと分布を拡大する可能性も考えられるので、今後、気にしておきたい外来種のひとつです」  また、もし刺されてしまった場合は保冷材などで患部を冷やし、傷痕をしぼるようにして流水で揉み洗いすることが重要だという。 「その後、少しでもめまいや頭痛などの不調が出てきたら病院に行くべきです。まずはむやみに近づかないことですね」  韓国からの“刺客”が日本全土に広がる日は近いかもしれない。 【西海太介氏】 セルズ環境教育デザイン研究所代表。著書に『子どもにも教えたいハチ・ヘビ危険回避マニュアル』(ごきげんビジネス出版) ― [最凶殺人虫]図鑑 ―
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