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結婚式をぶち壊す!? “トンデモ”ウェディングプランナーに注意――自分の趣味をゴリ押し、式場のルールを強要…

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弱みに付け込む!「オプション押し売り型」

 結婚式には、様々な「オプション」がある。新郎がメイクをすると○円、デザートをビュッフェ形式にすると○円……と、どんどん追加料金が発生するのだ。 「両親からもお金を出してもらうことになっていたので、予算の上限は自分のなかでしっかり決めていたんですが……」  そう話してくれたのは、昨年結婚式を挙げ、すでにお子さんも誕生したIさん(29歳)。 「『式の様子を撮影して、当日最後に流すムービー』や、『前撮りの撮影枚数を増やす』など、あらゆるオプションをプランナーがかなり強気に勧めてくるんです。予算の話も伝えつつ、やんわり断っていたんですが、何度も『これはぜひやっていただきたい』『やらなくて本当に大丈夫ですか?』と不安をあおるような言い方をしてくる。結局、奥さんがこれに根負けしてしまい、予算は大幅オーバー。奥さんのご両親が負担してくれることになったんですが、本当に申し訳なかったです……」  通常のビジネスシーンであれば、取引先が望まない商品を無理やり勧めるなんてことはありえないが、それが起こりえるのがウェディング業界の恐ろしいところ。「やらないとケチ」「一生の思い出だから」といった雰囲気で勧められると断れないのが男のサガだろう。

悪意がなく熱心だからこそ厄介…

 多くの新郎新婦にとって、結婚式は初めての経験。だからこそ、プランナーは頼もしい存在のはずなのだが……なかには今回のような“トンデモ”なパターンもある。相手には悪意がない場合がほとんどで、むしろ熱心だからこそ厄介ともいえる(苦笑)。  金額的にも心情的にも後悔が残らないよう、“トンデモプランナー”には注意して打ち合わせに臨みたい! <取材・文/尼子大輔>
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