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日本のAVを賛美する中国、韓国、台湾の若者たち。それぞれが語る「AV御国事情」

【中国】良くも悪くも日本の影響を受けている


 ご存知の通り、中国では強力なネット規制が敷かれている。表の世界でもAVが堂々と発売されることはなく、AVの制作や販売、出演がバレてしまえば一発でブタ箱行きというお国柄。というわけで、中国の変態紳士たちは、ネットの物理的な仕組みの学習に日々明け暮れ、強力な規制を突破してAV作品にありついているというから、エロへの執着心は、我が国のそれよりも力強いものだといえよう。

「AVは、女優が美人かどうかが一番です。色白でスレンダー、鼻が高く目がパッチリとしていて、巨乳であれば尚よし。日本のAV女優も人気ですが、なかには鼻や身長が低い女優もいる。蒼井そらが中国版Twitterの微博(ウェイボー)で2000万人近いフォロワーがいることは有名ですよね。そんな彼女たちが中国で人気なのは、愛嬌があったり、我々と交流してくれるから。中国のAV女優で、ファンと交流をしようという人はいません。日本AVの画期的な部分です」

  こう熱弁するのは、南部の広州在住のサラリーマン・徐さん(27歳・仮名)。日本のAV情報掲示板に投稿するのが趣味だ。そんな彼が、筆者とのチャットで、熱い思いをぶちまける。こと中国では、広州や上海などの沿岸部と、北京などの内陸部ではAVに対する価値観も大きく違うというが「美人かどうか」が一番重要なのは同じだという。また、台湾同様にデブ、ブス、レズなどのジャンルはほとんど需要がない。

 だが、「美熟女」については近年、熱視線が集まっているらしい。日本に留学歴がある知日派、上海の大学生・王さん(23歳・仮名)が説明する。

「美人であれば年齢は関係ありません。美人かつ、年上で我々若者になんでも教えてくれそうな女性から性的な指導を受けるなんて……。美熟女が、その美しく長い脚で……考えるだけで興奮します(笑)」

 王さんいわく、最近は美熟女だけでなく「フェチモノ」も注目されており、露出の一切ない美女が、脚で男性器をひたすら踏みつけるといった作品もリリースされているという。また、微博(ウェイボー)では、若い女性の自慰動画や、カップルの性交動画が売買され、それらの多くがネット上に流出。さらには、排泄シーンを延々と収録した女性トイレの盗撮動画も多く出回っており、問題視されている。

「日本のAVを一番見ているのは我々でしょう」

 彼の発言からも裏付けられる通り、いい意味でも悪い意味でも、日本のAVの過激で先鋭的な部分に一番影響を受けているのは中国かもしれない。

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【韓国】“恥の文化”に縛られた中途半端な作品が多い

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