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日本のAVを賛美する中国、韓国、台湾の若者たち。それぞれが語る「AV御国事情」

【韓国】“恥の文化”に縛られた中途半端な作品が多い

 中国や台湾に比べ、ややAVには寛容だと言われる韓国。日本文化の解放とネットインフラの発達で、一気に日本カルチャーが流入したお隣・韓国でも、日本のAVはナンバーワンの人気を誇る。音楽や文芸など、日韓が切磋琢磨して世界に進出し、その文化が醸成されつつもあるが、いまだになぜかパッとしないのは韓国のAVクオリティだ。ソウル出身で日本企業での勤務経験もあり、現在はアメリカ西海岸で生活する金さん(34歳・仮名)は、自国民が縛られる「恥の価値観」が影響していると語る。 「日本のAVがとにかく大好きな韓国の男性。エロに対しての並々ならぬ欲求は、日本人よりも強いかもしれない。一方で、エロは恥ずかしいという気持ちが強く、韓国のAVはモザイクがいらない内容。胸を舐めるシーンが一番過激で、女性が口でするシーンも、結合部も一切映らない。ネットではモザイクのない日本作品がガンガン見られるのに……とイライラします」  この「恥の文化」のせいか、韓国のエロサイトに続々アップされるのは「アダルトチャット」の流出映像ばかり。エロに興味はあっても、隠れたところで欲望を発散している証拠なのかもしれないが、やはりそれらの映像は、ほとんど流出してしまうのだとか。  数年前に日本で開催された某AVを考えるシンポジウムで筆者と意気投合したソウル在住の会社員・林さん(40歳・仮名)は、日本のAV産業が韓国に与える様々な影響についても考えているという。 「日本のAVは過激すぎるというか、あまりにもあからさま過ぎて、直視できないようなものが多い。日本人が韓流女性を犯す、などといった作品は、歴史問題を日本人が自ら掘り返しているようで、正気だとは思えない」  思わぬところで日韓間にくすぶる歴史問題に飛び火したが……。 「それでも見てしまうから、日本のAVは中毒性がある。韓国のAVは見れたもんじゃないからね。とはいえ、あまりスケベっぽく韓国人男性の書くことは勘弁してくださいね」 みんな仲良し

多彩なAV文化を世界に発信している日本の課題

 さて、そもそも「御国のAV事情」の調査だったはずが、中国、韓国、台湾のエロ同志たちによる「日本AV賛美」になった感は否めない。ブス、デブ、熟女だけでなく、フェチやコスプレなど、これほどまでに多彩なAV文化が生産され続ける国は、世界広しとも日本をおいてほかにないだろう。問題は、この文化がほとんどネットなどで「違法視聴」されているという現実だ。また、法律の及ばないネットを用いて、違法なアダルト映像が出回っている現状も、アダルト大国の日本が率先して取り組まなければならない課題といえる。  ……などと考えながら、今日もネットでアダルト映像を漁り続ける筆者であった。 <取材・文/森原ドンタコス>
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