雑学

ルームシェア歴8年 長続きする秘訣とは

未曾有の不況のせいか、ここ最近、ルームシェアをする人が増えているという。実際、「ルームシェア掲示板サイト」での登録者数も激増しているんだとか。そのシェア人気を象徴するのは、30代の増加だろう。いったい、彼らはどんな生活をしているのだろうか? 家事の分担は? 家事の割り振りは? 恋人ができたら? そんな知られざる日常を覗いてみた。

【ケース1】
男4人:30歳・29歳・26歳・26歳


ルームシェアを始めてもう8年。こんな快適生活は辞められません!

 最近、ルームシェアをする相手をインターネットで募集するサイトが増えているという。しかし今回、取材をしてみると、やはり友人同士でルームシェアをするパターンが圧倒的に多かった。東中野の閑静な住宅街にある一軒家でルームシェアをしている斉藤正人さん(仮名・30歳)もその一人。

「地方の大学を卒業後、就職のために先に東京で暮らしていた同じ軽音サークルだった友人から、『一軒家を借りてルームシェアをして暮らしてみないか』と話をされたのがきっかけ。当初は僕も含めて3人で住んでいたのですが、ほかの2人は結婚で出ていきました。今、一緒に暮らしている3人は、オリジナルメンバーから紹介された知人ばかりで、今残っているオリジナルメンバーは、僕だけですね(笑)。僕もいずれ結婚することになったら出ていくのかもしれませんが、今はその予定もないですし、一軒家の居心地の良さがたまらないんですよねえ」

 そんな斉藤さんら4人が暮らす一軒家は庭付きの4LDKで、家賃18万円とかなりのお得物件。家賃や生活費などの配分はどうしているのだろう。

「部屋が8畳、6畳、6畳、4畳半と広さが分かれているので、その広さによって家賃を決めています。僕は6畳の部屋に住んでいるので5万円です。この値段で都内の一等地の一軒家に住むなんて、今の僕では無理ですから、それも居続けた理由の一つかもしれませんね。あとは光熱費や水道代、ネット料金などに使う共益費を1万円払っています。分かりやすくいえば、一軒家でルームシェアをしているというより、風呂やトイレが共同のアパートに友達みんなで住んでいるような感覚なんでしょうかねえ」

 とはいえ、やはりドタバタしてしまいがちの通勤前の朝は、風呂やトイレが共同なぶん、使用順番に気を遣うこともあるようだ。

「朝、シャワーを使いたいときや、トイレに行くときは時間を考えますね。壁が薄いので、みんなの目覚まし時計の音が聞こえるんですよ。それを聞けば、他のヤツがあとどれくらいで起きてくるかわかる。そのようにしてバッティングしないように気を使ったりはしています」

 昔住んでいたオリジナルメンバーと今の住人と集まりで楽しむこともあるという斉藤さん。まだしばらくは、この快適な部室ノリの生活を続けていきたいそうだ。

― 30代で[ルームシェア]の住み心地【1】 ―

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