“没交渉”ほどルームシェア生活は快適になる!?
SPA!のライターは、40代で[ルームシェア]をしていた!
30代より40代。”没交渉”ほどシェア生活は快適になる!?
「上京してくる甥の面倒を見るため同居を考えたのがきっかけ」。
そう語るのが、SPA!でも活躍するライターのA(44歳)。ちょうど同じ頃、ライターのY(40歳)は経済状態が著しく悪化し、アパートの更新もままならない状態だった。「ならばついでに」とAがYを誘ったのだという。
「僕も家賃が安上がりだし、広い物件を借りることができる。ひとまず敷金・礼金は僕がすべて立替えることにして引っ越しました」
6畳ほどの2部屋にAとYが住み、4畳半にAの甥。リビングや浴室も広く、3人でも狭さを感じない作りだ。家賃は16万7000円で、うち5万円がYの負担。
しかし2年半で甥が実家へ帰ったものの、Yの負担を7万円にして、同居生活が2年ほど続いた。
驚いたことに、2人の間で取り決めた同居のルールは何ひとつない。それどころか、顔を合わせることすら滅多にないのだという。
「一緒にメシを食ったことなんて一度もありません。共同生活という感覚はゼロですね。ただ、居住空間の一部を共有しているだけ。相手の存在を気にしなければ、一人じゃもったいないくらい住み心地がいいですよ」(A)
「お互いひとり暮らしに慣れていますから、お隣さんに迷惑をかけない程度に常識的な暮らしをしていれば、何も問題は起きない。ゴミ出しだって、たまっていると気づいたら出す。まあ、独身男なのでだらしないところもありますが、揉めたことはないです」(Y)
10年以上の付き合いになる2人だけに、この没交渉ぶりにはSPA!もちょっとビックリ。
「干渉しない」という暗黙のルールだけでやっていけるのは、良く知っている間柄ならではだろう。
一見奇妙な40男の同居生活。常識や人間関係をわきまえた40歳の大人だからこそ成り立つ生活スタイルなのかもしれない!?
― 30代で[ルームシェア]の住み心地【4】 ―
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