更新日:2013年06月25日 23:17
デジタル

中国版ツイッター“Weibo” 蒼井そらのフォロワーは約900万人! 

 ツイッターやフェイスブックなど、SNSが世界的に人気だが、それは中国でも同様だ。  ただ、中国国内で民族紛争の機運が高まった’09年に、ツイッターは政府によってブロックされているため、中国でのSNSはツイッターとは違うサービスが主流。その名も「Weibo(微博=マイクロブログの総称)」という。
スマホアプリ

Web版のインターフェースはなぜか中国語のみだが、スマホアプリ版は英語対応なので、操作はしやすい。ただ翻訳サイトなどは使いにくい

 現在、中国の微博を代表するのは「新浪微博」というサービス。登録アカウント数は’11年末時点で2億5000万人超(ツイッターはアカウント数推計値3億人超)。 「’11年7月に起きた温州高速鉄道衝突事故報道で、テレビや新聞よりも早く現場の状況を伝えたばかりか、事故車両を埋め立てしようとする呆れた行為をいち早く暴いたことが報じられたことで日本でも知名度が上昇しました」(中国系ニュースサイト「KINBRICKS NOW」管理人、高口康太氏) 「政府によるブロックを飛び越せる、“ネットに精通した”中国人しかいないツイッターと比べて、ここ数年で爆発的にユーザーが増えたWeiboは、リアルで普通な中国人の声を知ることができます。最近では、官僚がうっかり愛人とのやり取りを晒してしまったなんていう珍事も起きたりして面白いですよ」(文藝春秋刊『中国・電脳大国の嘘』などの著書があるジャーナリスト・安田峰俊氏)  もちろん、報道や政府スキャンダル暴露の側面だけではない。 「実際は娯楽的な用法が中心。有名人をフォローするのが人気です。日本人でもセクシー女優の蒼井そらさんが新浪微博にアカウントを開設し、約900万人のフォロワーがいます」(高口氏) ― 中国のSNS[Weibo] 入門ガイド 【1】 ―
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