大画面スマホ全盛期にあえて選びたい「コンパクトスマホ」3選
小さきものを愛するのはわれわれ日本人の国民性。というわけで、この大画面時代にあえてコンパクト端末に注目してみた。
iPhone X(5.8インチ)やGalaxy Note8(6.3インチ)といった大画面スマホが話題をさらっている今シーズン。かつては「下駄」「弁当箱」と揶揄されてきた大画面スマホもすっかり市民権を得た格好だが、一方で、日本ではコンパクトな端末の人気もいまだ根強い。
「コンパクト系スマートフォンでは、iPhone SEやXPERIAのコンパクトモデルあたりが人気なのですが、個人的にはこれらのモデルはあまりおすすめできません。最大の理由はディスプレイの解像度です。とくにXPERIAのコンパクトモデルに言えるのですが、カメラがスゴいとアピールしているのに、ディスプレイの解像度はHD(1280×720ドット表示)どまり。せっかくの4Kで撮影した動画も、家庭用テレビに映し出さなくては楽しめないという矛盾があるのです」と解説するのは、モバイル評論家の法林岳之氏。
いまどきのスマホは半数以上がフルHD(1920×1080ドット表示)に対応。HDクラスになると、表示する解像度の低さからして“下位モデル”感が出てしまうのは否めない。かつては“廉価版”のイメージが強かったSIMフリースマホでも、いまやフルHDは当たり前だ。
「そんな中で、シャープは以前からコンパクトモデルでもフルHDディスプレイを積極的に採用してきました。コンパクトな端末ではバッテリー容量が犠牲になりがちですが、低消費電力で知られる同社のIGZO液晶によってバッテリーの持ちをカバーしています」
もっとも、フルHD対応機種は安くても5万円台~が中心なので、コスパ重視でHDを選ぶ手もあり。「Galaxy Feel」は完成度の高さでおすすめだとか。
“サイズ感×スペック”のいいとこ取りしたスマホを厳選
シャープの液晶技術を詰め込んだ最強のコンパクトモデル
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