雑学

36歳の元モデル、パパ活依存で結婚に踏み切れない「月70万円はお小遣いが欲しい」

 テレビやネットニュースなどでたびたび聞かれるようになった「パパ活」という言葉。一般的には大人の関係はなく、月に何回か食事をするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を指す。だが、パパ活という単語を聞くたびにそんな虫のいい話あるのか、と半信半疑になってしまうのはわたしだけではないはず。

 そんなわたしが初めて本物のパパ活女子と出会ったのはつい先日のこと。パパ活歴15年の彼女は、きらびやかな私生活の裏で“パパ活依存”に苦しんでいた。

 元モデルの美女・唯香さん(仮名・36歳)。かつて友人が主催した業界人が集う飲み会で知り合い、そのあとも何度かお酒の席で顔を合わせていた。驚くほど肌にハリがあり、常にネイルやメイク、ヘアセットも完璧にこなしている彼女は、よく20代前半に間違えられていたほど。

 そんな彼女と昨年末、某イベント会社の新年会でひさしぶりに再会。共通の知り合いからは、こう聞かされていた。唯香さんは彼氏と長らく同棲しており、結婚を理由に芸能界を引退した……。しかし、現実は少し事情が異なるようだ。

 本人を前に、なにげなく「もう結婚したの?」と聞いてみたが、「まだだけど、来年には」と気のない返事が戻ってきた。彼氏との仲は良好で「いつでも結婚していいから」と言われているそうだ。しかし、すぐにでも結婚できる状況なのに、なぜ唯香さんは先延ばしにしているのだろうか。そんな疑問をぼんやり考えていると、お酒を飲んで顔を赤らめた彼女がポロリ。

「パパ活がやめられないのよ」

ネオンライト

月70万円以上、10代の頃から15年続けている「パパ活」


 唯香さんは10代の頃から芸能活動をしていて、そのときからパパがいた。今まで何人か入れ替わりがあり、現在は3人抱えている。全員既婚者で会社経営者。パパ活をしている同業の女のコから紹介されたという。

 月30万円定期的に振り込んでくれるパパ、お金がほしいと言ったら必要な分だけ振り込んでくれるパパ、ご飯へ行くたび20万円手渡しでくれるパパ――彼らから受け取る金額は総額月70~120万円ほど。10代から月70万円を切った生活をしたことがない。

 つまり、結婚に踏みきれない大きな理由は、パパ活で金銭感覚が狂ってしまったことにある。

複数のパパが保険代わり


 唯香さんは週に2~3回、誰かしらのパパとご飯へ行ったり、ホテルに泊まったりしている。しょっちゅうパパに会っているなかで、同棲している彼氏との時間まで確保するのは、スケジュール管理が大変じゃないのか?

「確かに忙しいけれど、パパを1人に絞るほどリスキーなことはない」

 パパの数を減らすことを“リスク”だと捉えている唯香さん。その裏には、芸能界の仕事だけでは満足に生活できないという現実がある。

「10代の頃は1人しかパパがいなかったの。でもあるときケンカをしたら、音信不通になっちゃって……。その日は仕事が手につかなくなるくらいパニックになった。だって、彼からお金をもらえなくなったら来月の家賃もカードも払えなくなっちゃうんだよ。そんな恐ろしいことはない」

 幸いそのパパとは仲直りしたが、その件以降、彼の顔色ばかり伺うようになり、ノイローゼになってしまったという。どんなに大金を貢いでくれたとしても、突然支援が打ち切られてしまったら、翌日からの生活がままならなくなってしまう。だから、複数のパパをつくり保険をかけるのだ。

悩む女性 ちなみに、関係を持続させるコツは「美容代がほしい」「海外旅行に行きたい」と欲望のままにおねだりしないこと。

 パパたちは、あくまでも“女の子の夢を応援したい”という気持ちでお金を払っているのだ。「エステに通ってオーディションに受かりたいから」、「海外に行って語学の勉強をしたいから」と目標に向かっていることをアピールするのがポイントだそう。

 毎月受け取るお金は、整形・海外旅行・家賃・外食・ブランド品・美容に消えていく。そんな生活を15年以上続けているという。彼女は、リアルな経験談に感心しているわたしにチラリと目をやり、「こんな悪知恵を覚えちゃったから、余計抜け出せないんだよね」と笑う。

 だが、パパに依存しながらも結婚をしたいと思った理由は、36歳という年齢だけではなく、友人の元アイドル・玲子さん(仮名・22歳)の存在も大きかった。
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お金のために40歳年上の男性と結婚した元アイドル

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