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アフター5を満喫するための仕事術――仕事終わりの酒場放浪で1000軒以上巡った男が伝授

 昨年、政府が「働き方改革」に次いで打ち出した「休み方改革」。働く日本人にとっての“正しい休み方”、そして休みを存分に謳歌する極意を、休みの達人たちに徹底取材!
藤枝暁生さん

仕事の愚痴になりがちなので、同僚と飲むのは少ない。「フラリと行って知った顔と飲む」ことが多い

30年来続けている“酒場放浪”でアフター5が充実

 藤枝暁生さん(55歳・保険会社系コンサル)の趣味は“酒場巡り”。週に5~6日は酒場に繰り出し、これまでに全国45都道府県、1000軒以上の酒場を巡った。 「酒場に行けばストレス解消になるのはもちろん、世代を超えていろんな人に会えるので、仕事にもプラスをもたらす“異業種交流”の場として活用できるんです」  実際に、酒場での書籍編集者との交流がきっかけで『サラリーマン居酒屋放浪記』なる本まで上梓。コンサル業というと多忙なイメージだが、どのように仕事終わりの時間を捻出しているのだろうか? 「『仕事が終わったら飲みに行く』ではなく、『あの店に飲みに行くから今日の仕事はこう段取る』と退社後ありきで仕事をスケジュールしています。そのためには、まず自分の“仕事終わりの楽しみ方”を確立させること。店探しの時間、店内での時間、店を振り返る時間。私は酒場巡りで一日3回楽しめるから、仕事も気合が入るんです」  また、英語学習も10年来の趣味だという。現在ではTOEICで満点を取るほどの実力だ。 「休みを充実させるには、趣味は2つ持っておいたほうが絶対いい。なんらかの事情で唯一の趣味ができなくなると行き詰まっちゃうので。それに、趣味が多いとおのずとやりたいことが増えて、いやでも応でも『仕事を効率よくやらなきゃ』って考えるんですよ」  退社後あてもなく時間を潰す“フラリーマン”が増加中の昨今だが、「早く帰れたら何がしたいか」を明確に思い描くことが休み方を見直す第一歩になるのだ。 《休み方の流儀》 終業後の時間から逆算して仕事を段取る ― [休み方改革]で人生を10倍楽しむ方法 ―
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