片付けられない人オフ会場は主催者のゴミ屋敷で……

インターネットという手段を駆使すればいくらでも人と出会える時代。誰しも自分が気になったオフ会を見つけたことがあるはず。しかし、いざ参加するには勇気が要る。今回、SPA!取材班が、体を張って”珍しいオフ会”をチョイスして参戦した。ここで繰り広げる世界が平気ならば、諸兄もオフ会ライフを楽しめるはず!!

【参加者はやっぱり少数……編】

片付けられない人オフ会場は主催者のゴミ屋敷で……

 平日の昼間、主催者である専業主婦の女性が企画した「女性限定の片付けられない人オフ」に潜入。告知には「片付けや掃除が苦手な女性同士、今の自分を見つめて我が家で悩みを語り合いませんか?」という文句があり、きっと主催者はキレイ好きで、何か怪しい宗教にハマっていてヒーリングでもさせられるのであろうとビビりながら会場の主催者の自宅へ。

 記者(♀)と他の参加者2名を出迎えてくれたのは、すっぴんに眼鏡、ジャージ姿の巨漢の女性。いくら自宅だとはいえ、ひどくないか?と疑問は持ったものの、招かれるままとりあえず中へ。

 しかし想像通り、玄関にはアロマが炊かれ、通された和室も完璧なキレイさ。チリのひとつも見当たらない。やはり宗教か……と諦めかけた時、巨漢主催者から「キレイなのはココだけなんですぅ。他の部屋も見ますかぁ?」と促され移動した途端、参加者一同唖然。他の部屋という部屋全て足の踏み場もないゴミ部屋だったのだ。天井まで積み上げられた段ボール、床には何があるのかわからないほど物が散乱。埃を被っていた写真立ても結婚式のものとはひと目ではわからないほど散々。

 気まずい雰囲気の中、話し合いがスタート。出されたお茶も「腐ってるんじゃないか?」と心配に。参加者たちも同じことを感じていたのか全く口をつけない。とりあえずは巨漢主催者が片付けられない理由や悩みを一方的に打ち明けていくのに耳を傾ける。

 どうやら彼女、完璧主義で細部まで掃除しないと気が済まない性格で、そんな生活に疲れゴミ屋敷化してしまったのだとか。「毎日、片付けなくてはというプレッシャーが重くのしかかり、夜も眠れない」という。それなら片付ければいいんじゃないかと思うが、「またすぐに散らかるし、どこから片付けていいかわからない。でも、オフ会をきっかけに一部屋だけ掃除することを決めた」のだという。

 とはいえ、怠けた体型を見てもただの言い訳にしか聞こえず、始終掃除をしてやりたい衝動に駆られ、イライラしっぱなしの一方通行のまま会は終了。しかし婚活中の私にとっては、あんなにだらしなくても結婚できるのかと驚き、逆に少し自信がついたのだった。

― [世にも珍しいオフ会]潜入ルポ【9】 ―

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