ファンタジー作品台本読みの本気度はマックスで……

インターネットという手段を駆使すればいくらでも人と出会える時代。誰しも自分が気になったオフ会を見つけたことがあるはず。しかし、いざ参加するには勇気が要る。今回、SPA!取材班が、体を張って”珍しいオフ会”をチョイスして参戦した。ここで繰り広げる世界が平気ならば、諸兄もオフ会ライフを楽しめるはず!!

【参加者はやっぱり少数……編】

ファンタジー作品台本読みの本気度はマックスで……

 オフ会が頻繁に行われている都内の某公園に出動。晴れた休日のこの日、ピクニックやスポーツをしていたりと和やかな風景の中、奇妙な団体発見した。

 テーブルを囲う7人の男女たち。突然ひとりの男性が「アルバトロス様!」と大声を張り上げたと思ったら、周りの人々も「フォッフォッ」と高笑いをしたり、「お前は何者じゃっ!」と叫ぶ。どうやら演劇の練習らしいのだが……。

 ひとつの台本を全員で囲んで見ているようだ。しかしなぜか全員立ちっぱなし。その中の女性一人は、カバンを持ったまま。なぜ?

 ここで記者(♀)は彼らを直撃。読んでいる物語はファンタジーだという。R2-D2がどうの、ジェダイがどうのと時々スターウォーズらしきセリフもチラホラあるが、なんでも彼らの自作だという。カバンを持ったままの女性が主人公のアルバトロスで「お前たち、何をやっているの!?」など上から目線のしゃべりを展開。目の前でやられると結構恥ずかしい気持ちになります。記者は傍観するのみ。

 途中、別の女性が参加し輪に入るも、特に中断することなく物語が進んでいく。すると何を思ったか突然、男性数人がライトセーバーを取り出し殺陣を行い出した! 1m以上はあろうかという本格的なライトセーバーで男性陣は切られたり、切ったりを繰り返す。物語は進んでいるのか、中断してしまったのか、アルバトロス様は相変わらずカバンを持ったまま暇そうに男性陣を見つめていた。

 殺陣がひと段落したかと思ったら、再び台本読み開始。特に会話らしい会話もなくただ台本を読み続け、ライトセーバーを振りまわす男性たち。最後には10人くらいに増えていたが、記者は完全に蚊帳の外。しかし不思議と疎外感はなかった……。

― [世にも珍しいオフ会]潜入ルポ【10】 ―




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