最後に、昭和の良品を高値で売るコツを聞いてみた。 「基本は自分で売ること。ヤフオクやメルカリを活用するのが最もいい。次が専門業者、その次がフリーマーケット。安値で引き取られるリサイクルショップは最後の手段だと考えてください」 　古物商だけに、説得力ありだ。 ＜あったら捨てるな！絶滅寸前の調度品＞ ●ホーロー …強くて長持ち、ホーローシリーズは昭和良品の代表選手。どこかで見た懐かしい柄なら高値に化けるかも？ ●ソフビ製キューピー …ソフビ製キューピーのほとんどはパチもの。本物であればかなりの値段がつくようだ ●ブリヂストンの灰皿 …父親や兄貴の部屋で見かけた記憶がうっすらありそうなブリヂストンの灰皿。そういえば最近、姿を消したかも？ ●ノリタケ（食器） …ノリタケは現存する食器メーカーだが昭和のものとなるといきなり高値に。質がいいので食器棚にあるかもしれない ●メーカーのグラス …ウイスキーを買うとオマケでついてきたメーカーのグラスは年代ものなら貴重品。サイドボードの中にありそう ●シュガーポット …職人魂が込められたデコラティブな一品。客人来訪時、テーブルに置かれていた気も…… ― 絶滅寸前な［昭和の良品］カタログ ―