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ビーチでモテモテのにゃんこまで!? 世界の街角ネコ写真に癒される「岩合光昭の世界ネコ歩き2」

 そんなネコたちが見せる表情や仕草を見事に捉えた写真が、フリークの心を掴んで離さない。今回は、その写真をチラ見せ。たとえば、全米最大都市・ニューヨークのピザ屋の看板ネコの“ホワイトスライス”。 岩合光昭の世界ネコ歩き2 店前に置かれた手書きの看板の上で、こちらを見つめる真っ白なネコ。文字通りに看板ネコと呼べるだろう。ほかにもアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど、世界60か所以上の撮影地から厳選された16地域のネコたちの作品が約170点展示予定だという。  砂漠を歩くネコや風車の前に佇むネコ。その土地ならではの様子が伝わってくる。どれも魅力的だが、なかでも見所の写真はどれなのか。 「ブラジル・南東部のコパカバーナビーチでモテモテの人気ネコ“シキンニョ”でしょう。愛嬌のある表情としぐさは本展で登場するネコの中でも特別なのでは。もちろん他にもたくさん個性溢れるネコたちが登場しているので、是非会場に足をお運び下さい!」 岩合光昭の世界ネコ歩き2 美しいビーチに寝そべり、リラックスした表情のネコ。その貫禄っぷりは「お見事!」のひと言。  写真家の岩合氏によると「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る」そうだ。国や土地によって、ネコたちの姿はまるで人間を写している鏡のようでもある。  尚、写真展と同時に同タイトルの写真集も発売される予定とのこと。できることなら実際に海外まで足を運んでネコたちとふれあってみたいところだが、そうもいかないひとがほとんどだと思う。「岩合光昭の世界ネコ歩き2」からは、存分に海外の空気が堪能できるはずだ。<取材・文/藤井敦年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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●写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」
会期:2018年5月2日(水)〜14日(月)
会場:日本橋三越本店 本館7階催物会場
※開催にあわせ、同タイトルの写真集も5月上旬に刊行予定
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