バスに魅せられて約40年! それがなぜ降車ボタン評論家に?

廃墟、カップラーメンなど、ある程度の市民権を持っているマニアの評論家が存在する今、さらにディープな研究をする人たちがいるという情報を聞きつけた。いったい彼らは、どのような日々を送っているのかを追いかけてみた。もしかしたら、この中に来年にはメディアに引っ張りだこになっている評論家がいるかもしれない? 【グッズ編】 ★ワンマンバス降車ボタン バスに魅せられて約40年! それがなぜ降車ボタンに? <石田岳士氏> 「幼少期からバスが大好きで、4歳の時にはバスのエンジン音を聞くだけで、どのバスが走っているか、わかるほどだったんです」  と、物心がついた頃からバスに関心を持ち、現在は”バス降車ボタン研究家”として活動しているのが石田岳士氏(45歳)だ。しかし、なぜ降車ボタンに? 「’71年の小学校1年生のときに、外形が丸くてボタン全体が赤紫色のランプになっている斬新なボタンが登場したんです。これまでの概念を覆すような、無駄がないその美しいフォルムに衝撃と感動を受けまして……。それからですね。」  そして、鉄道会社が開催する部品の即売会に行ったり、バスの解体業者に出向いたり、さらにネットオークションなどを探して、地道に降車ボタンを求め続けた。 「今では500個ほどの降車ボタンが集まりました。でもダブリもあるので、種類は100個弱くらい。そしてすべてをイラストで残して、地域別、メーカー別に系譜をHPにアップしています。とはいえ、ワンマンバス誕生期のボタンのメーカーがまだ突き止められていないので、その歴史をひもとくことが今、一番の課題ですね」    さらに、収集だけでなく、個人的にいつでも降車ボタンを押す楽しみを味わうため、”展示ボード”なるものを作ってしまったとか。 「今、展示ボードには93個の降車ボタンをつけています。本物のバスと同じバッテリーを作って、それぞれのボタンをバスと同じ配線で繋げ、コントローラーで色や音も切り替わるように作りました。コントローラーはバスの廃車のバスから外した部品を使ってるんですよ」  また、石田さんは正しいボタンの押し方までも研究していた!? 「途中でボタンを押すのはアナウンスに失礼なので、車内アナウンスは最後まで聞くこと。そして感覚が鈍い親指ではなく、ボタンの感覚を楽しむために人差し指で押すことです!」 さすがです……。 ― [ニッチ系評論家]の奥深~い日常【5】 ―
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