ビットコイン投資 大図鑑4 イーサリアム・クラシック

 仮想通貨は日々増殖している。世界中で仮想通貨を発行して資金調達を行う「ICO」が実施されているためだ。一体、どのコインがさらなる成長余力を秘めているのか? 主要コインを徹底研究!

イーサリアム・クラシック(ETC)

イーサリアム・クラシック(ETC)

イーサリアム・クラシック(ETC)


「THE DAO事件」を受けて誕生した“元祖イーサリアム”
公開日 ’16年7月
発行量上限 なし
’17年上昇率 1630%
過去最高値 4840円
直近価格 1950円
※直近価格は3月10日時点

《イーサリアム・クラシックを購入できる主な仮想通貨取引所》
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitbank(ビットバンク)
GMOコイン(GMOコイン)
Coincheck(コインチェック)
kraken(Payword Japan)

セキュリティと安定性を重視 新機能実装による差別化に期待


 イーサリアムのブロックチェーン上に自律分散型の投資ファンドをつくるプロジェクト「The DAO」がスマートコントラクト・コードの脆弱性を突かれ、65億円相当のイーサリアムが不正送金されたことをきっかけに誕生したコイン。

 イーサリアム開発チームはブロックチェーンを分岐させて、不正送金される前の状態に戻すことを決定したが、一部の開発者たちが「ブロックチェーンの不可逆性を損なう」として反発。その結果、不正送金記録の残る旧来のブロックチェーンを利用する“元祖イーサリアム”が「イーサリアム・クラシック」へ名前を変えた格好。

 そのため、スマートコントラクトなどの機能面はイーサリアムと“クラシック”で大差はない。唯一の違いは、拡張性を制限した点。より、セキュリティと安定性を強化したコインと言える。このイーサリアム・クラシックは’18年3月に“再度”ハードフォーク(分岐)を実施。ブロックチェーンの“側鎖”のようなサイドチェーン技術を利用して、クラシックと双方向のやり取りができる「カリスト(CLO)」というトークンが新たに誕生している。

●「The DAO事件」を契機に誕生!
●イーサリアムの旧ブロックチェーンを引き継ぐ伝統派
●イーサリアムよりも安全性を重視!

― メジャー仮想通貨大図鑑 ―




おすすめ記事