ビットコイン投資 大図鑑10 ジーキャッシュ

 仮想通貨は日々増殖している。世界中で仮想通貨を発行して資金調達を行う「ICO」が実施されているためだ。一体、どのコインがさらなる成長余力を秘めているのか? 主要コインを徹底研究!

Zcash

ジーキャッシュ(ZEC)


世界最先端の技術として高い評価 しかし匿名性ゆえに問題もあり

公開日 ’16年10月
発行量上限 2100万ZEC
’17年上昇率 9401%
過去最高値 9万3830円
直近価格 2万4500円
※直近価格は3月10日時点

《ジーキャッシュを購入できる主な仮想通貨取引所》
Coincheck(コインチェック)
kraken(Payword Japan)

世界最先端の技術として高い評価 しかし匿名性ゆえに問題もあり


 “匿名系通貨”の1つ。何の知識も必要とせずに取引の安全性を証明する「ゼロ知識証明」という方法で、ZECの送金者や受領者はもとより、取引の金額、付随する情報などを完全非公開化している。このゼロ知識証明は、JPモルガンが自社のプラットフォームに応用するべく研究を進めているほか、イーサリアムの生みの親であるヴィタリック氏にも高く評価され、同氏はジーキャッシュのアドバイザーに就任している。

 モネロ、ダッシュと合わせて「匿名三兄弟」などと言われているが、実際には他の2通貨は取引処理の方法を工夫することによって“匿名性を高めている”にすぎない。送金アドレスや送金数量までは非公開化できていないのだ。このようにプライバシーやセキュリティの厳守という点で評価を受けるZECだが、ネット上でドラッグや海賊版コンテンツを売買するダークマーケットでの取引に利用されやすい側面も。

 実際に闇サイトで有名な「アルファベイ」で使用され、アメリカでは厳しい取り締まりにあった。日本でも金融庁が排除に動いていることは知っておきたい。

●発行上限等が同じ「第二のビットコイン」?
●「ゼロ知識証明」の技術によって完全匿名化!
●JPモルガンと提携&ヴィタリック氏も熱視線


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