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大人がハマれる連ドラ3選。ドロ沼不倫、青春の悶絶…<4月期ドラマ>

 ゴールデンウィークを目前に出そろった2018年4月クールドラマ。そこで、今クール“大人の男”にもオススメのドラマを3本セレクトしてみました。

甘く切ない「やれたかも」な思い出に悶絶!

「やれたかも委員会」

(c)ドラマ「やれたかも委員会」製作委員会・MBS

 まず最初は『やれたかも委員会』(TBSほか、火曜深夜1時28分~)。  男性なら、おそらく誰でも1つは持っているであろう「あのとき、やれたかもしれない」経験。そんな苦い思い出について、謎の組織「やれたかも委員会」のメンバー(佐藤二朗、乃木坂46の白石麻衣、山田孝之)が、それぞれの視点から「やれた」「やれたとは言えない」のジャッジをくだしていきます。  委員会の判定も気になりますが、注目したいのが「やれたかもしれない」シチュエーションのディテールです。高校生のときにバイト先の年上女性の家に遊びに行った日、上京したての頃にクラブで知り合った情熱的な女性、ネット掲示板で知り合った女性との運命的な出会いetc…。  ドラマのなかで紹介されるさまざまな「もしかしたから、やれたかもしれない」シチュエーションのリアルさと切なさに、自らの甘酸っぱい記憶がよみがえり、胸をかきむしられ悶絶すること間違いないでしょう。

これを見たら結婚が怖くなる!? ダブル不倫ドラマ

あなたには帰る家がある

(C)TBS

 続いては『あなたには帰る家がある』(TBS系、金曜夜10時~)。  登場人物は中谷美紀と玉木宏、木村多江とユースケ・サンタマリアの二組の夫婦。それまで何の接点もなかったこの夫婦たちですが、玉木宏演じるサラリーマンと木村多江演じる専業主婦がふとしたことから恋に落ち、そこからドロ沼のダブル不倫にハマっていきます。  ある意味、王道の不倫ドラマと言えますが、不倫というものに対する風当たりがあまりにも強い昨今。「明日は我が身」と反面教師として真摯に受け止めるか、「結婚とはこんなにもリスキーなのか」と震えながら見守るか。  既婚者でも独身でも、それぞれの角度から楽しめる(?)作品です。
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同性の上司に告白され…!「もしも」に備えて観たい怪作
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株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

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