雑学

[クチコミサイト]のトホホな体験談

皆さんも、一度は使ったことがあるであろう[クチコミサイト]。一般人が飲食店や旅行ツアー、家電などを評価するその独自性が受けて、数多くのサイトが人気を博している。先日の朝日新聞のアンケートでは、7000人近くのうちの65%が利用していると回答していた。しかし、その信憑性については、疑問視する声も少なくない。そこでSPA!では、その真偽を裏側から探ってみた。

[クチコミサイト]のトホホな体験談集
うかつに信用したために……そんな苦い話が続々と!

 ここ数年、クチコミサイトの登録ユーザーが爆発的に増えている。登録ユーザー=レビュアーが増えれば信憑性も高くなるため、ますます登録者が増えるという好循環のようだ。だが、「クチコミだからといって、一概に信頼できない」(29歳・♀・商社)と批判的な人も数多くいるようだ。ここではまず、そういう人たちの笑うに笑えない失敗談を紹介しよう。

「いいクチコミしか書いていないサイトや商品は、業者が宣伝目的で書いているように見える。どんな商品でもデメリットはあるはずだし、ネガティブなユーザーもいるはず。私はコスメ系のクチコミサイトでモデルがベタボメしていたコスメを買ったら、肌がボロボロになって、病院通いをするハメになった」(同)

 実際、タレントやモデルなどのブログやカリスマレビュアーのもとには、高額なギャラで業者から「うちの商品・サービスを取り上げてくれ」という依頼があるのだとか。こうなると、クチコミ機能を使った”広告”でしかない。しかも、レビュアーの質ひとつで、情報の信頼度は簡単に揺らいでしまうものだ。

「旅行の際、宿選びの参考に使っていますが、具体的なエピソードでもアテにならない話が多い。『仲居さんが感じよく』『食事が部屋食』で『大浴場がきれい』という宿に泊まったところ、仲居も従業員も挨拶すらせず、部屋食をリクエストしたら露骨にイヤな顔をされた。大浴場に至っては、脱衣所の掃除もロクにされていなかった。業者によるヤラセだったのか、質の低いレビュアーの書き込みだったのかはわからないけど……」(32歳・♀・電機)

 ここまで一般化しても、いまだ精度の低いクチコミに惑わされる例は、後を絶たない。

「『Amazon』でレビュアー誰もが大絶賛だった本を買ったら、その作家の作品のなかではイマイチな作品だった。批判めいたレビューを書いたら、『参考になる』をクリックしてくれたのは、30人中2人。狂信的なファンの巣窟と化している現状を見たようで、辟易としてしまった」(35歳・♂・出版)

「おいしそうな写真だったので、店に足を運んだらメニューの写真が投稿写真と同じだった。自作自演が見え見えでガッカリ」(33歳・♂・金融)

 と、クチコミサイトの情報が必ずしも正しいとは限らない。うかつに妄信すると、そのツケは自らが払うことになるようで……。

― 人気の[クチコミサイト](裏)白書【1】 ―




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