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パリピだらけのナイトプールに中年男が“ぼっち”で行ったら…

中年記者、意を決してナンパに挑戦するも……

 もしかしたら彼女たちはナンパ待ちかもしれない。男性情報誌にも「行列で待っている間に声をかけるのがベスト!」(ナンパ師)なんて書いてあったのを見かけた。中年記者も「帆立貝の浮き輪で撮影」の列に並び、後ろに並んだ推定女子大生2組みに話しかけてみた。ねぇねぇ、何処から来たの~? 「………………」(女A) 「……………えっ、私達に言ってるの?」(女B) 「……千葉です」(女A)  夜もまだ蒸し暑かったはずだが、背筋まで一瞬で凍りつくような、厳しい目線・回答を頂いた。その後も会話は続くわけがない。帆立貝の浮き輪で撮れる順番がきたが、自撮りをする勇気もない。きっと彼女たちに撮影されてしまい、ハッシュタグ“変態おじさん”を付けられて投稿されかねない……。  心労が酷いため、プールサイドのビーチチェアで休んでいると、突然の爆音と共にDJタイムが始まった。サマーナイトカーニバルな音楽が流れ、目の前で若者たちが踊り出す。その様子を微笑ましく眺めていたら、記者を明らかに“痴漢おじさん”的な疑いの目を向けてくる女性たち。その後も、頑張って暇そうにしている女性数名に話しかけてみたが、完璧に“不審者”的な扱いで無視、逃げられることばかりだった。 「あのおじさん、まだいるよ」 「諦めないね~、キモ~い(笑)」  またも幻聴が聞こえてきたために、滞在2時間ほどで、逃げるように更衣室へ。記者と入れ替わるように、「おっさんずラブ」的な男性2人がやってきた。更衣室から自撮りをして、足取り軽くプールへ。楽しめそうな彼らが正直うらやましい……。ナイトプールは中年男性にとって非常に、非常に高い壁だった。男性情報誌も、どの層に使えるかをハッキリ明記して欲しいと感じた夏の夜だった。<取材・文/スーパーストロングバーガー2号>
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