ツマミは「親父好みの玉子サラダ」（313円）、「男のハムカツ」（313円）、「神田旨カツ（和風）」（107円）に「おにぎり（梅）」（107円）といった陣立て。 「親父はサラダなんか食べねえよ」と思う人がいるかもしれないが、スライスされたゆで玉子が丸々2個にベーコン、千切りキャベツにブロッコリーという素晴らしいボリュームに加えて、ツマミにサラダを1品入れることで胸焼けをせず安心して揚げ物を食べられる。 　そして締めのおにぎりは、明らかにコンビニおにぎりよりも大きい。他にも、食感を楽しみたいなら外がカリカリで中がふわふわの「揚げたて（厚揚げ）」（238円）。ジャンクっぽさを求めるなら揚げ物「一軒めボール【カレー風味】」（238円）はいい意味でチープ感がクセになる。 　ツマミ全体の味は正直「まあこんなもんかな」という感じだが、せんべろを追求するなら不満は一切ないレベル。店内は常に賑わっていて、地域にもよるが、団体が来て大騒ぎしているわけではなく、2、3人客が多い印象。店舗によってはカウンターにはスマホ充電用のコンセントもあり、おひとりさまも違和感なく溶け込める。大手居酒屋チェーンの懐の広さ、マーケティングの巧みさを感じた。 ●老舗チェーン居酒屋飲みのコツ 生ビール、チューハイ、ハイボール……店が安さを売りにしている酒を頼もう ＜一軒め酒場、1500円でこれだけ注文できる！＞ レモンサワー　205円×3杯 神田旨カツ　107円 親父好みの玉子サラダ　313円 超厚切りの男のハムカツ　313円 おにぎり　107円 合計1455円（税込み） ―1500円でべろべろに酔う―