デスクトップパソコンの場合も同様に、本体からHDDを取り出す。 「プラッタが複数枚に重なっていて、アルミ製のものが多く、割ることが難しい。読み込みできないようドライバーで深い傷をつけたり、ペンチで曲げるといいでしょう。ドリルを持っていれば、プラッタに穴を開けるのが確実です。あとは自治体のルールに従って捨てれば大丈夫です。HDDを自分で処分できれば、パソコン本体やキーボード、マウスなどは無料回収のパソコンリサイクル業者に送りつければいいでしょう」 　スマホはアンドロイドとiPhoneで異なるが、カバーを開けて、すべての情報が詰まっているチップ状のメモリと基盤を破壊すればOKとのこと。捨てることに億劫になっていては、個人情報を本当の意味では守れないのだ。 ●デスクトップPCの捨て方……デスクトップのHDDは頑丈なつくりでプラッタを割ることは難しいので、傷をつける、ペンチで曲げる、ドリルで穴を開けるなどして破壊する ●iPhoneの捨て方……iPhoneは設計が統一化されており、ほぼすべての端末でSIMカード側に基盤が設置されている。特殊ネジ2本で簡単に分解できるので手間は少ない ●Androidの捨て方……メーカーごとに異なるが、まずはバッテリーを取り外して分解し、チップ状のメモリと基盤を破壊する。マイクロSDカードの処分も忘れずに ＜取材・文／週刊SPA！編集部＞ ※週刊SPA！10月2日号「保存版［捨てまくる技術］」より