かつての後輩が上司に…40代・万年ヒラ社員の肩身の狭い日々
さらに後輩が上司になったことを知り、妻の態度も豹変した。
「僕の年収は450万円で、都心で妻と娘1人を養うには収入的にはギリギリ。娘の教育費も増えそうなので、妻も働きに出ているのですが、それが不服のようで。『誰かさんが出世しないせいで毎日つらい』と嫌みを言われるなか、謝り倒して仕事を続けてもらっています」
年下上司に媚びへつらい、妻には頭を下げる。そんな日々を送るなか、最後にヒラ社員でいるメリットを松田さんに聞いた。
「万年部下なので、上司が酒をおごってくれることですかね。小遣いもないので助かります」
年下上司におごられる酒は、果たしてどんな味なのか。<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/スギゾー モデル/與那覇 実>
― 死ぬまでヒラ社員の衝撃 ―
―[死ぬまでヒラ社員の衝撃]―
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