『キャプテン翼』今や海外リーグで活躍する翼くんは19歳で結婚、2児の父になっていた!

福岡ソフトバンクの「あぶさん」こと景浦安武が現役引退。そのニュースは新聞の社会面にも載った。20年、30年と続くマンガは、もはや単なるフィクションじゃない。が、あまりに長くてフォローしきれないのもまた事実。そんな長寿マンガの「今」を一挙ご紹介!

『キャプテン翼』シリーズ
高橋陽一 最新シリーズが「ヤングジャンプ」(集英社)にて来春開始予定
’81年連載開始


【作品解説】
「ボールは友だち」と語るサッカーの申し子・大空翼は、全日本チームのW杯優勝を夢見ていた。そんな彼が日向小次郎らライバルたちと激しい試合を繰り広げ、ついにプロの世界へ。「ドライブシュート」などの必殺技や華麗な空中戦の応酬に魅力があり、のちのJリーガーを数多くサッカーに導いた記念碑的な作品。

今や海外リーグで活躍する翼くんは19歳で結婚、2児の父になっていた!

 Jリーガーも愛読したサッカーマンガとして有名なこの作品。本編のラストでは、翼がキャプテンとして全日本ジュニアを率い、西ドイツを下して優勝。翼の私的な応援団長を務めていた「あねご」こと中沢早苗と離れ、師匠・ロベルト本郷のいるブラジルへと渡る。

 さわやかな大団円だが、「実は続編が本編以上に長く、オリジナル単行本で数えると全体で80巻に達する大長編となっています」と斎藤氏。続編『ワールドユース編』で翼は新エース・葵新伍の加わった全日本ユースで世界に挑み、『ROAD TO 2002』『GOLDEN23』ではスペインリーグに所属、エースストライカーとしてワールドワイドに活躍する。

「続編でのトピックは、恋人の早苗がブラジルへ行き翼に猛烈アタック、スペインで生活を始めたこと」(同)という2人は19歳で結婚、2児をもうけている。

「長期連載となることで、恋愛模様を描き込む余裕できたんですね。必殺技”雷獣シュート”の日向小次郎は、そのヒントを与えた真紀と熱い仲になっています」(同)

 そして今年5月、新編『海外激闘編』が連載開始。小次郎や葵新伍に焦点の当たった話が展開中だ。

 で、この先どうなる?

「翼が脇に引いても成り立つほど多彩なキャラクターを登場させ得たわけですが、今後は2010年、南アフリカで実際に開催されるW杯に向け、翼を中心に物語は盛りがってゆくと思いますよ」(同)

【斎藤宣彦氏】
1968年、東京都生まれ。編集者。京都国際マンガミュージアムで開催中の『サンデー・マガジンのDNA』展を監修。共・編著多数

― 大長寿マンガの[今こうなってる事典]【3】 ―




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