新米がグッとおいしくなる炊飯アイテム3選
新米が店頭に並びはじめた秋。最近は全国各地でさまざまな味わいのブランド米が作られているが、アウトドアライターのPONCHO氏によれば、精米技術も格段に上がっているそうだ。
「まずは、sirocaの電気圧力鍋。圧力鍋は高温調理が可能なので、強い火力で素早く炊きあげることができる。甘く、そして香り、粘りのあるご飯にできると、話題になった炊飯方法です。通常の圧力鍋はガスにかけて使いますが、これはマイコン制御なので、内釜をセットしたらボタンを押して『白米』を選択するだけ! 約30分で炊飯完了です」
圧力鍋なので煮込み料理も作れるし、料理好きは重宝するという。
【siroca 電気圧力鍋 SP-D121】
火加減や時間を気にせず、“ほったらかし”でおいしく調理できることで人気。時短になるので、サラリーマン諸氏にもオススメだ。圧力、無水、蒸し調理に使えるのも便利
価格:2万4000円(税抜き)
サイズ:W220×H249×D238mm
重量:2.7kg
「続いてはOigenのクックトップ 丸深形。クックトップは発売から40年たつロングセラー、南部鉄器の煮込み鍋です。シンプルなデザインで、開閉可能なフタがついた蒸気穴を装備。IHにも対応していて、ガスの直火同様にご飯をおいしく炊けます。分量分の水を入れたら強火で一気に炊き、噴きこぼれだしたら弱火からトロ火で5~6分。そのまま10~15分ほど蒸らせばできあがり。時間にして25分。鍋でご飯を炊いたことのない人は『ご飯ってこんなに簡単に炊けるの!?』と、驚くでしょう」
水と火加減は経験とコツが必要だが、同価格帯の炊飯器に比べると、間違いなくふっくらもっちりしたご飯が炊けるそう。
【OIGEN クックトップ 丸深形 20cm CT-004】
炊き立てがうまいのはもちろん、冷めてもおいしい、ふっくらご飯が味わえる。アウトドアや薪ストーブ好きから絶大な評価を得ている逸品は、野外での調理にも使える
実勢価格:約6500円
サイズ:W247×H130×D179mm
重量:2.9kg
「農家の人に教えてもらったのですが、もはや米は『研ぐ』のではなく『優しく洗う』もの。まずボールに水を満たし、米をサッとくぐらせてすぐに水を捨てます。これを2~3回繰り返し、次に5本の指で30回ほど米粒が割れないよう優しく回して洗う。最後は濁りが薄くなるまで水を満たしては捨てて、30分ほど水に浸します。冷蔵庫に入れると温度変化の影響を受けずに、いい状態を保てるそうです」
「洗い」がホップ、「浸し」がステップ、そしてジャンプは「炊飯」。この工程によって、米の旨味が最大限に引き出されるのだという。今回はグンと味を引き上げる炊飯アイテムを厳選してもらった。
高温調理で素早く炊飯!煮込み料理にも応用可
南部鉄器の力を実感!IHにも対応で使い勝手◎
1
2
ハッシュタグ