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妻に頭を下げてでも働きに出てもらおう…老後破綻しそうな50代男がやるべき3つのこと

 年功序列が崩壊したといわれるが、いまだに年齢階層別平均賃金では50代がピーク。しかし、リストラ、転職失敗、介護など、一度道を踏み外せば、いとも簡単に年収300万円以下へと転落する。バブル期に入社し、「恵まれていたクセに」と同情もされない悲しい世代の横顔は、明日の我が身だ。

 しかし、転落してしまった後はもう日の目をみることはできないのだろうか。そこで、各業界の指揮者たちに50代を復活させる「3つのカギ」を聞いた。

転落する50代の共通点

※写真はイメージです

妻と子供に稼がせれば、10年で2000万円貯まる

― 経済ジャーナリスト 荻原博子氏 ―

 バブル期に大量採用された今の50代は、好景気に支えられて実力以上の会社に入社。その良かった時の幻想にしがみついて、いまだに「何とかなる」と信じているなら大間違いです。

 まずは、自分の生活力のなさを自覚し、働き手を増やして複数の収入源を確保することから始めてください。その第一歩が共働き。ただ、バブル期の価値観が染みついた50代妻は厄介で、自己実現のために働きたいとか言っちゃう。そんな考えを改めるためにも「老後破綻するくらい家計がピンチである」と正直に話し、頭を下げてでも尻を叩きましょう。

 また、自宅に寄生する社会人の子供は最大の不良債権。特別な理由がない限り、生活費として最低5万円は家に入れさせること。妻がアルバイトで月10万円、子供が月5万円、これだけで世帯年収は200万円近くアップするので、60代まで10年間で2000万円は貯められる。

 今、子育て中の30代・40代主婦も、いち早く働きに出すべきです。逆に、一番やっちゃいけないのが退職金を使った「投資」。

 今年3月の金融庁の調査によると、銀行で投資信託を購入した個人のうち46%がマイナスというデータが出ました。スルガ銀行は氷山の一角で、金融機関は常に“カモ”を探しているんです。

<荻原博子氏の金言>
1.妻に頭を下げてでも、働きに出てもらう
2.実家暮らしの子供には毎月生活費を入れさせる
3.現金こそ最大の保険。退職金や貯蓄で投資をしない

【荻原博子】経済ジャーナリスト
生活に根差した経済的なアドバイスが好評。近著に『投資バカ50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスク』(宝島社新書)

― 転落する50代の共通点 ―





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