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「寝てない自慢」な人々を襲う悲劇

不眠 会社に1人はいる「寝てない自慢」。これも体力溢れる20代は“イタい”で済むが、30代は致命傷になるケースも。

 SEの原田智樹さん(仮名・33歳)は、同期が副業のアフィリエイトで小銭を稼ぎはじめ、「うらやましく思った」と追随した。帰社後の作業で、日々の睡眠が4時間を切るのもザラに。寝不足の妙なハイテンションも一瞬の輝きで、会社では頭が働かず、深夜は覚醒を繰り返し寝つけない。ついに職場でも寝だした原田さんを見て、上司は「遅刻魔なうえ、ミスも多い。リストラ候補だ」と勧告。原田さんはそこで目が覚めて副業をやめたが、生活リズムは一向に戻らず、睡眠障害に陥ってしまう。結局、自身が「睡眠薬に頼らない!」という情報商材を買うハメに……。

 一方、自ら意識的に「短時間睡眠法」を実践したのは保険会社に勤める藤村豊氏(仮名・32歳)だ。「余裕を持って仕事をするためには、睡眠時間を削ればいい」と、大事な会議や商談の前日だけ、睡眠を2、3時間に短縮。ところが「やっぱり無謀すぎたのか、勝負どころで睡魔が来て、会話もおぼつかなくなった」と散々な結果に。青白い顔に大きなクマを浮かべて商談から帰ってくる姿に、同僚からは「本番に弱い人」というレッテルも貼られているという。その分早く寝れば?と思うが、本人は「夜はギリギリまで仕事をしていたい」と懲りていない様子。実現できていませんから! 彼らが睡眠の重要性に目覚めるのはいつの日か……。

― [毎日8時間寝る]逆転の仕事術【4】 ―




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