エンタメ

大晦日『笑ってはいけない』の衝撃すぎた芸能人列伝。斎藤工も大暴走

高橋惠子(2011年):ベテラン大女優がボンデージ衣装でスパルタ教官に

 大女優つながりだと、昔から『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)や『過ぎし日のセレナーデ』(フジテレビ系)などの名作ドラマで活躍してきた高橋惠子も、意外なことに出演経験がある。  2011年の『絶対に笑ってはいけない空港24時』では、レギュラーメンバー5人が新人キャビンアテンダントという設定に。研修を行う教育係として現れたのは、「アタシだよ!!」「どこのどいつだぁ~い?」といった女王様キャラでヒットしていたにしおかすみこ……かと思いきや、その正体は高橋だった。  デビュー作であり、主演作でもあった映画『高校生ブルース』で若干15歳にしてヌードになるなど、波乱万丈の女優生活を送ってきた高橋。この回では黒いボンデージ衣装でムチを持ち、浜田に対しては「ブッサイクやなぁ。このブタ野郎!」と凄んでみせていたから、その振り切った演技はM気質のある視聴者にはたまらなかったかもしれない。
高橋

お笑い番組ではあまり見かけない印象のある高橋だが、ノリノリの演技を見事に炸裂させていた(画像は高橋の芸能事務所「ブロウアップ」の公式サイトより)

中居正広(2015年):“ゲストPLAYER”として参加した超レアケース

 これは笑いの刺客ではないのだが、2015年の『絶対に笑ってはいけない名探偵24時』では、まだ解散前だったSMAPの中居正広がシリーズ史上初の“ゲストPLAYER”として参加していた(※ただし、NHKで『紅白歌合戦』が始まる時間に合わせて途中退場)。PLAYERとはすなわち、レギュラーメンバー5人と一緒で、笑ってしまったら罰を受ける立場ということである。  中居たちは探偵の衣装に着替えるも、なぜか中居の分だけサイズが小さく、見るからにピチピチ。尻を突き出した瞬間にズボンが破けて“全員OUT”となり、みんな揃って尻叩きの刑に処されることとなった。  番組はさらに、おかずクラブのオカリナの余命を延ばすためにはキスするしかないというコントに発展。中居がオカリナとのディープキスに及ぶと、SNSでは案の定、オカリナへの批判が殺到した。もっとも、実際に中居がキスしたのはオカリナの唇ではなくてアゴだったのだが、中居のファンたちからすれば複雑な心境だったのだろう。
名探偵24時

DVD版では大人の事情なのかどうか、残念ながら中居の出演シーンは全カットされている(画像はよしもとミュージックエンタテインメントから発売された『絶対に笑ってはいけない名探偵24時』より)

 ――こうやって見てきたように、大胆かつ絶妙なキャスティングが『笑ってはいけない』シリーズの人気を支えていることは間違いない。今年の大晦日もきっと、予想もつかないような豪華芸能人たちが身体を張り、2018年最後の笑いを提供してくれるはずだ。<文/A4studio>
1
2
おすすめ記事