2年連続紅白のLiSA、鬼滅の主題歌「紅蓮華」ヒット前の活動を辿る
アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MX)の主題歌『紅蓮華』で一気にその名を広め、2019年の『第70回NHK紅白歌合戦』で念願の初出場を果たした歌手のLiSA。
この曲で彼女を知った人も多いことだろうが、実はこれまでにも数多くのアニメソングを担当していたり、武道館公演ツーデイズでも会場を満員にしてきたりなど、かねてより高い人気を誇ってきた存在でもある。
とりわけ“紅白”に関しては、なんと今年の年末に二度目の出場が決定しており、そのことに関して公式Amebaブログ『今日もいい日だっ』で「二年連続紅白の舞台に立てることを嬉しく思います。最高な未来を一緒に更新し続けてくれる皆様に感謝を込めて…LiSAらしく、紅く心を燃やし、再び紅白のステージでライブをお届けします。よろしくお願いします。」と熱い意気込みを語っている。
『Angel Beats!』(TBS系)の劇中バンド内キャラクター「ユイ」の歌役に抜擢されたメジャーキャリアの始まりから昨今の活動に至るまでをここで振り返っておきたい。
岐阜からの上京後、インディーズバンド「Love is Same All」を結成し活動していたLiSA。そんな折に、TVアニメ『Angel Beats!』の劇中に登場するバンド「Girls Dead Mosnter(通称:ガルデモ)」の歌唱担当として大抜擢されることに。人気声優の喜多村英梨が演じるキャラクター・ユイの歌声担当として大きなプレッシャーがあったようだが、持ち前の可愛らしい声と鋭い高音を武器にこの難役に挑み、キャラクターの人気とともに彼女の知名度も上がっていった。
ガルデモとして全力で日々を過ごしていたというLiSAだが、徐々にその活動に複雑な思いも抱くようになっていったという。この時の心境をLiSAはanimete Timesでのインタビューで「作品がなくなったら私はまた、『何者でもなくなる』んです」と振り返っている。
ガルデモという“衣”を脱ぎ捨てて自分はやっていけるのか、という悩みを乗り越えるかのように、LiSAは、2010年に開催された「Girls Dead Monster Last Live -Final Operation」の開催を持ってガルデモでの活動を終え、ソロデビューの道を進むことになる。
2年連続紅白のLiSA「紅蓮華」ヒット前の活動を辿る
TVアニメ『Angel Beats!』(TBS系)の劇中バンドの歌唱パート担当でメジャーデビュー
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