花見でナンパした有村架純似の女子、その裏には……!?
「花より団子」というが、花見の席では、綺麗で可愛い女の子についつい目がいきがち。アルコールの勢いで誘ってみると、運よく成功して、花のような女の子とパラダイス気分に浸れることもある。だが幸せはつかの間、いきなり地獄にたたき落とされることだってあるのだ。
「僕が声をかけなければよかった。最悪な花見でした」とため息をつきながら語る代理店勤務の柴田祐樹さん(仮名・36歳)。年度末の忙しさから解放された柴田さんは、再会した友人らと花見をしながら、久々にリラックスしていた。
「男だけの7~8人ぐらいのグループで飲んでいたんです。昼過ぎぐらいから始まって、夕方にはすっかり酔いが回っていました」
気兼ねのない友人らとの花見も楽しかったが、女の子がいないことが少し寂しかった。
「何気なく周りを見渡したら、女子トイレの前で、並んでいる女の子たちの長蛇の列を見つけたんです。トイレが少なくて、女性も大変だなあと同情していたら、トイレを済ませたと思われる一人の女性がきょろきょろしながら、こちらの方に向かってきたんです」
柴田さんのグループに向かってきたその女性は、女優の有村架純に似た清純な美しさ! 男性陣は思わず息を飲む。
「可愛いなと思った瞬間、『迷っているの、こっちで休みなよ』と声をかけていたんです。女性が黙ってうつむくと、可愛らしさが倍増したので、『ちょっと寒くない?おでんを温めるから食べていけば? 杏露酒なんかの甘いカクテルもあるよ』とさらに誘うと、女性はこくんと頷いて、うちらのグループに入ってきたんです」
友人らも大歓迎でで、おでん鍋を温めたり、お寿司の残りをかき集めたり、新しい紙コップに缶カクテルを注いであげたりと至れり尽くせり。
「女性がおでんを食べると、ほっとしたようで、僕たちともうち解けていったんです」
25歳の渋谷OL・美咲さん(仮名)は不動産管理会社の事務員で、会社の花見に参加したのだという。
「『転職したばかりなんですが、上司が少し怖くて。緊張していたら急にトイレに行きたくなったんですけど、なかなかトイレがなくて。やっと見つけたら、今度は迷ってしまって。おでんのおかげで体が温まりました』と発す姿がとても可愛くて」
女性が「そろそろ帰ります」と言いかけたのを、柴田さんの友人が「もうちょっといてよ」と引き止め、なんとか帰さないようにと奔走。すっかり意気投合したと思い込んだ瞬間、「美咲ちゃん、ここにいたの」と雄たけびが上がる。同時に、「おらおら、おめえら、なんだあ!」と突然強面の男たち3人が、柴田さんグループにドカドカとなだれ込んだのだ。
有村架純似の可愛い子をナンパ
強面3人組、乱入
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