――栗原さんの準備は、仕事だけに留まらないそうですね。中居正広さんへは毎年、どんな誕生日プレゼントを贈っているんですか？ 栗原：中居くんは、野球選手のひざから下だけを見て、どの選手かわかるくらい野球が大好き！永遠の野球少年なんです。だから僕が『巨人中毒』という番組を一緒にやっているときに贈ったのは…自宅用のバッティングマシーン！ ――「野球好き」の中居さんへ、最高のプレゼントですね。 栗原：中居くんと打ち合わせ中に、楽屋のテレビでプロ野球中継が放送されていると「栗さん、このピッチャーは次、どこに投げるかわかる？」と言って、野球が気になっちゃって打ち合わせにならないんです（笑）。 ――自宅用のバッティングマシーンを贈って、その後も、いくつもの番組を一緒にやられると、関係性は深まっていきますよね。その後は、どんなモノを贈ったんですか？ 栗原：毎年、中居くんが「驚くモノ」を想像して、贈っています！ ――その中で、ご著書に書いてあった誕生日プレゼントは「特製の起き上がり小坊師」でしたが、「え、なんで？」ってなりませんか？中居さんは、どんなリアクションだったんですか？ 栗原：「なにコレ！？」ですよ（笑）。だけど、プレゼントにまつわるストーリーを理解してくれたから、いまも自宅に飾ってあると思います。 ――単なる「起き上がり小坊師」じゃなくて、物語がありますからね。 栗原：そうですね。贈り物には、ストーリーが大事だと思います。 ――高価なものを買ったって、喜びませんもんね。 栗原：はい、高価なものは買えないですし（笑）。 　栗原さんはなぜ、中居さんに「起き上がり小坊師」を贈ったのか？そこに込められたストーリーは、絶賛発売中の著書『すごい準備』にて。